毎日24時間クーラーをつけっぱなしで一ヶ月過ごした結果の補足

川

先日、投稿した
「毎日24時間クーラーをつけっぱなしで一ヶ月過ごした結果」という記事がFacebookを起点に各メディアで取り上げられまして、一週間で45万PVを超えました。ひとつの記事としては過去最高。一日のPVとしては過去32万PVというのがありますので、そこまではいきませんでしたが改めてネット、SNSの拡散力は凄いなと感じた次第。

さて、先日の記事ではあえてお伝えしなかった詳細な使用環境とこの件に関してご意見・ご質問をいただきましたので私見を述べさせていただきます。

まず利用環境ですが、マンションの2階、リビングと和室、キッチンが一緒になった約18畳ぐらいの場所でクーラーをつけっぱなしにしてます。築年数はそこそこ古いので断熱性はマンションとしては普通。最新のマンションと比べるとかなり落ちるかと思います。クーラーをつけている部屋の他に2部屋ありますが今年はリビングが快適なため、ほとんど使わなくなりました。MacbookProを購入したので書斎に行く必要がなくなったこともありますが。寝室はリビング横の和室にしましたので夜も同じ環境で快適に過ごせます。

設定温度は28度〜27度。通常は28度で過ごしていて寝る少し前やどうしても暑い時だけ少し温度を下げます。クーラー自体好きな方ではなかったのですが比較的高い温度で設定しておくと冷えすぎることもなく、とても快適です。まるで初春のような感じ。

クーラーは2013年製。省エネエアコンを買ったので10年前のエアコンとは相当消費電力が違うと思います。昨年はクーラーを相当我慢して使ってました。どうしても暑くて眠れない時、日中暑くて熱中症になりそうな時、耐えられない時など。外出の時も当然のようにクーラーは切って出かけてました。使用時間としては一日5〜12時間、平均8時間ぐらいだったように思います。きっちり記録していたわけではないのでだいたいの記憶になります。

ですので単純に掛け算すると電気代は3倍以上になるはずなのですが、去年1万円が今年1万2千円と実際は20%増えただけでした。前回のブログでも書きましたが、クーラーは起動して始めに使うエネルギーがとてつもなく大きいので、こまめにつけたり消したりすることが、最も効率が悪く電気代がかかります。またシャワーを浴びる回数が激減したので、水道代、ガス代が減りトータルコストでは前年より減です。

ここまで軽くまとめると

・断熱性そこそこのマンション2階リビング+αの18畳
・設定温度は27〜28度
・エアコンは2013年製の省エネエアコン
・前年比較で使用時間は2〜4倍以上
・電気代は前年の20%増
・電気、水道、ガス代のトータルコストでは前年より少ない

いくつかご質問やご意見をいただきまして、肯定的な意見もあれば、全くわかってない!というご意見も。ま、全くわかってないという方こそわかってない場合が多いので、説明させていただきます。

まず、私が前回のブログで書いた

コストが安いということは環境にも優しいということです。
多くの人がつけっぱなしにしたら、昼のピークタイムも緩和されます。
電力会社も余分な電力を確保しなくていい。

と言う件に対してのご意見。

「20%も増えてるではないか!省電力ではない!」とのご意見に関しては
全体のエネルギーを見れば確かに増えてます。ただ、ここが落とし穴。電気は発電量に対して使用料が多すぎても少なすぎてもダメ。発電量の90%以下ぐらいが理想。昼のピーク時には発電量を増やし、夜間は減らしてます。このピーク電力が曲者。ほんの僅かな時間のピーク電力をカバーするために本来は必要ない発電所が必要になってると言われてます。

こちらの東京新聞の記事がわかりやすい。
九州電力 融通なくても余力 「不足」崩れる根拠

供給する電力量は少なすぎても、余りすぎても電気の周波数が乱れて大停電を引き起こす原因となる。電力会社の腕の見せどころは、気温や湿度などからどれくらいの電気が必要とされるかを的確に予測し、ほどよい余力を残しつつ送電することだ。

2015年8月12日 東京新聞朝刊

日本の電力ピークはたいてい真夏の甲子園決勝戦の直前。多くの方がテレビをつけると同時にクーラーをつけ、冷蔵庫の飲み物を飲むために冷蔵庫を開けるなどにより一気に使用電気量が膨らみます。私が言いたいのはクーラーを事前につけっぱなしておけば、この電力ピークがなだらかになり時間あたりの使用電力を減らせるということ。24時間つけっぱなしにしなくても、当日の朝ぐらいからつけていれば、相当緩和されるはず。

そうすれば、最低限の発電所と発電能力で電気は賄えます。すでに都会のオフィスビルや商業施設のコンプレッサーは稼働しっぱなし。止まらないギリギリの状態で動かすのが一番効率がいい。家庭が遅れているのが現状ではないでしょうか。

次に
「メンテナンスコストが考えられていない。
つけっぱなしならば,当然壊れるまでの時間は短くなる。
結局トータルでは損,そして資源の無駄遣い…
ピークタイムの緩和も筋違い,全然わかってない」とのご意見。

ピークタイム緩和、資源の無駄遣いについては上記で書きました。これ以上はあえて書きません。

メンテナンスコストに関しては百も承知。機械というのはスイッチのオンオフの時に一番負担がかかり、壊れやすいことをご存じないのでは。一日何度もつけたり、消したりした方が余程壊れるのが早くなるでしょう。もちろん、使用時間は長くなりますので時間だけで考えれば3〜5倍早く壊れる計算になりますが、おそらくはそうはならない。機械なんて機体の当たり外れもありますし、一概には比較できません。

エアコン自体の価格も年々安くなってますし、省エネによる使用電力を考えれば5年おきぐらいに買い替えたほうがむしろメリットが大きい。冷蔵庫も壊れなくても10年おきに買い替えたほうが電気代を考慮すればお得。電機メーカーの方ならご存知ですし、家電量販店のPOPにも大きく書いてあります。

他にもまだまだご意見ありますが、ほぼ同じようなご意見ですので、ここまでにしておきます。

投稿から一週間経ってアクセス数が一気に落ちたのですが、また昨日から相当数のアクセスが。まだ解析してませんが、どなたかが取り上げたようで。一人でも多くの方が部屋での熱中症にならず、快適に、しかも僅かなコスト増で日本の暑い夏を過ごしていただければ幸い。この方法を万人に進めるつもりはありません。我慢して頻繁にクーラーをつけたり、消したりしてて熱中症になるぐらいならつけっぱなしの方がいいのではないかという話。

ほな!

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