家族4人で植松努氏の講演会を聴いてきました

ここ1年半、ずっと会いたいと願っていた植松努氏。最初に知ったのはTed X 札幌での講演。Youtubeでの再生回数がまだ700回ぐらいの初期の頃でした。あまりの感動に心が震えました。この人に実際に会ってライブで話を聴いてみたい。そして、8歳と5歳の自分の子どもにも聴かせてあげたい。思い続けて1年半、本日2016年2月14日(日)バレンタインデーにこの願いは叶いました。

植松努
講演会のタイトルは「思うは招く」。まさにこの通りになりました。強く思っていれば願いは叶うということを実感した次第。

今回の講演会の主催は常滑中学校、しかも入場無料、予約なしと珍しいパターン。無料で本当に大丈夫なのか?観客が集まり過ぎないかと主催者でもないのに心配しましたがちょうど常滑市民文化会館のキャパより少し多いぐらいで収まり、人員のコントロールも全く問題ありませんでした。綿密な下準備があったのだと思います。

10時に開演し生徒代表の挨拶に続き校長先生の挨拶。どんな挨拶をするのか興味を持っていましたが開催に至った経緯などポイントだけ押さえ短い時間で終わりました。「あの〜」という言葉が多かったので私の中では点数が下がりましたが話が長い校長先生が多いことを考えれば良かったかな。植松努氏を講演会を主催するこんな校長先生がいる常滑中学校の生徒は本当に幸せだなぁ。

ほどなく植松努氏の講演が始まりました。結論から言うとここ数年で聴いた講演の中では一番でした。話の内容、話術、笑いの取り方などどれをとっても完璧でした「え〜」とか「あの〜」という余分語が一切なかったのは相当練習されているからでしょう。一体何回繰り返し練習したのか想像がつかないレベルでした。プロのアナウンサーでもここまでのレベルの方はなかなかいません。

冒頭は掴みネタのオンパレード。笑いの連続でした。ここで聴衆を一気に引き込みます。バイク、車、アニメ、ココイチ大好きなどなど。グランツーリスモ6にドハマリしてるのは知ってましたしプラモ好きも知ってましたがCoCo壱番屋が好きなのは初耳でした。講演のベースラインはTedの講演内容を踏襲しておりましたのでぜひYoutubeをご覧ください。

また最近出版された「空想教室」も基本的には同じ内容ですのでおすすめします。

では講演内容をメモができた要点だけ箇条書きしていきます。

これからの日本は人口が急減する。誰も経験したことがない状態が起こり過去の経験は全く通じなくなる。人口が減ると給料が毎年減るのも当たり前になる。多くの仕事はロボットに代替される。そうならないためには頭で考える人になること。

今できないことを追いかけるのが「夢」。

「楽」と「楽しい」は全く逆。「楽」だけど「楽しくない仕事」はやりがいは感じられない。楽をすると無能になる。決して楽を選ばない。しんどくても楽しいことを選ぶ。

ランボルギーニなどの高級スポーツカーや高級品が買えるのはお金持ちだからではない。それを作ってくれる人がいるから。

お金が必要な夢は「誰かがしてくれるサービス」

できないとしてもらうことしかなくてお金が必要になる。例えばクリーニングが自分でできないと全部クリーニング店にお願いしないといけなくなりお金がたくさんいる。自分でできればお金はかからない。

もしかすると夢があれば能力が増え仕事が増える。

これからの日本は人口減少社会でたいへんではあるが単位労働時間あたりのGDPはフランスの半分しかない。まだまだチャンスはある。もっと効率よく働くことができるはず。

子どもに「ちゃんとしなさい」と言ってはいけない。

責任の受け止め方が大事。責任の向こうに本当の仲間がいる。

人は足りないからこそ助け合える。足りないことをバカにしないで認めてあげる。植松努氏がロケットを打ち上げられたのは足りない部分を北大の永田教授と助け合ったから。

世界初のことは誰も知らないから誰も教えてくれない。自分で勉強、研究するしかない。

その時に役立つ本には人間の努力と命が詰まってる。先人の失敗が全部わかるので私たちは命を落とさずに実験ができる。ただし本の内容を知ってるだけでは雑学で終わる。理解し実行し活かことが大切。

昔の人の努力の階段を登ろう。本を読めばそれが可能になる。

自分で考えて自分で試す。自分で考えて自分で試したら個性が出て色んな人から必要とされる。

人間は必ず失敗する。失敗するために何かをするのである。失敗は乗り越えたら確実に成長する。失敗したらどうすればいいかを一緒に考える。失敗に罰を与えてはいけない。そして失敗を自分のせいにしてはいけない。失敗して当然。失敗した時にどうするかを考えておけばいい。

この世にはダメな人間はいない。みんな必要とされている。

発明のコツ
いやなことをがまんしないで、なんでいやかと思うのかを考えたら人を助ける発明になる。その時にはトムとジェリーが参考になる。人間にはやさしい心と怖い心がある。心をコントロールすることが重要。

美しい言葉は本を読んで身につけよう。本をたくさん読めば美しい言葉で話せるようになる。

科学は日々発達している。30年前のロケットに使われている部品と最新の部品は性能が全く違う。30年前の携帯電話は1Kgもあり、とてつもない大きさ重さだった。それがわずか100g程度のスマホになり色んな事ができるようになっている。科学はどんどん進化している。それを利用しない手はない。

お金を知恵と経験になるように使えばお金は貯り続ける。

進学とは「知りたい」「やってみたい」を深く学ぶための手段。

高校の勉強も成績も世界のほんの一部。世界は広い。色んな事を経験しよう。

やりたいことをやったことがない人に相談するとできない理由を教えられるだけ。意味がない。やりたいことがあればどんどんやってみる。お金がなくても大丈夫。なんとかなる。お金がない、時間がないというのはやらないための言い訳。

「じぶんなんて〜」
「どうせむり〜」
絶対言ってはいけない言葉。

自分の頭で考える人になる。これをしないとロボットに代替される。

これから必要とされるのは、やったことがないことをやりたがる人、諦めない人。

がまんの本当の意味とは違う方法を考えること。

やりたいことはやったことがある人と仲良くなる。わかってくれる人に出会えるまで夢を語り続けよう。喋ればどこかで必要な人と適切なタイミングで出会う。

まずは本をたくさん読もう。お金を貯めても一瞬で紙くずになることがある。

人生はフライングした人が先に進める。伝記にはつらいことの乗り越え方が書いてある。偉人の伝記は一人でも多く読みましょう。マンガでもかまいません。

おすすめの漫画は「銀塊(ぎんたま)」(恥ずかしながら私は一度も読んだことありません)と「ONE PIECE(ワンピース)」。

◆◆◆それぞれ全巻フルセットのリンク貼っておきます。大人買いできる方はどうぞ。

あきらめない生き方をコピーしよう。コピーするのが手っ取り早い。

あこがれは未来をより良くするパワー。あこがれをやめなければ成長できる。。好きなことをやめなかったらすごいことになる。好きなことは頑張れちゃうし覚えちゃう。それが本当の実力である。嫌なことより好きなことを伸ばした方が自分も周りも幸せになる。

「どうせ無理」は自信と可能性を奪う最悪の言葉。絶対に言ってはならない。

人間は「安心」「自信」「自由」がないと生きられない。相手の「安心」「自信」「自由」を奪ってはならない。だから人を殺してはいけないし犯罪を犯してはならない。

「どうせむり」を「だったらこうしてみたら」に変えるだけで激的に変わる。資格や学歴や職業の名前に捉われない。例えば「医者になりたい」と思うとかなりハードルがあがり難しいが「命を救いたい」であれば医療機器メーカーや救急隊員など範囲が一気に広がる。視野を広く持とう。

夢と仕事は違うものである。夢とは大好きなこと、仕事とは社会や人の役に立つこと。世の中には夢が仕事になることはある。これは本当に幸せなこと。

好きなことはどんどんやってみる。失敗しても大丈夫。

ペーパークラフトはものづくりをするには全ての基礎になる。機械、洋服など全ては設計図が必要。その要素をペーパークラフトで簡単に学ぶことができる。

◆◆◆私もお世話になった二宮康明氏の紙飛行機集

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これは面白そうなので買っちゃいました。

夢がたくさんあると一つぐらいうまくいかなくても大丈夫。できるだけ夢はたくさん持とう。たくさん夢を持ちすぎて中途半端になったとしても「なにもしない」「なにもできない」よりずっといい。いつかどこかでその中途半端な能力でも大きく膨らむ場合もある。

他人に勝つより昨日の自分に勝つだけでいい。每日少しずつ頑張ろう。

できないと思い込むとできることもできない。やったことがないことをやると自信がつく。できるかできないかで選ぶのではなく、やりたいことをやる。

いざとなったら逃げることも必要。絶対に死んではいけない。

夢を見つけるためには感動すればいい!植松努氏のグローバルなダジャレ。
感動!は英語で綴ると CAN DO(カンドー、キャンドゥ)になる。
CAN DOの意味は「君ならできる!」

NASAで見つけた言葉。
Dream can do.
Reality can do.

教育とは失敗を安全に経験させること。

自分の未来を過去の常識で諦めないで。科学技術はどんどん進歩してます。

未来を今からよくしていこう!

最後にみなさんに贈る言葉

「思うは招く」思ったことは実現する。

「だったらこうしてみたら」という言葉をかけたら世界は変わる。

笑いあり涙あり感動ありのあっという間の90分でした。話の内容の素晴らしさと同時に全く淀みなくスラスラと言葉が綴られるのには本当に感動しました。

今日講演を聴いた常滑中学校の生徒のみなさんは本当に良い経験だったと思います。おそらくこの中の4%の人生が変わるのではないでしょうか。なぜ4%か。講演を聴いて実際にメモしたり実際に動くのは20%、そしてそれを上手に昇華させることができるのはそのうちのまた20%。掛け算すると4%になります。これは尊敬する経営者で医者である長谷川嘉哉氏が言っておられました。

私、そして娘がこの4%の一人となるべくこれからも本をたくさん読もうと思います。早速本日帰りに寄った常滑セラモールで中古本の販売をしていたので定価一冊2,800円の童画集5冊、手塚治虫のアドルフに告ぐなど10冊買いました。中古なのですべて一冊100円でしたので払ったのはたったの1,000円。なんて値打ちのある投資でしょうか。これからも本には惜しまず投資したいと思います。

このブログを書くのに「植松努 講演会 常滑」で検索したところすでにこの講演会の内容をアップされた愛知県会議員の方と常滑市会議員の方のブログがヒットしました。時間があれば見比べて見てください。内容は・・・(^_^;)

愛知県会議員伊藤たつや 不断の努力

常滑市議会議員 加藤が「動く!」(今時FC2ブログ使っている時点で私の中ではアウト)

ほな!

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