書評「80対20の法則 生活実践編」リチャード・コッチ著







今注目しているブログのひとつ「オニマガ」で紹介されていたのがこの「楽して、儲けて、楽しむ80対20の法則 生活実践編」。

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「富の80%は20%の人たちが稼ぎ出している」 「面白いことの80%は20%の仕事に集中している」など、世の中この80対20の法則は様々なところで見受けられパレートの法則と言われています。

少ない労力で多くの成果をあげる方法が色々と書かれていました。日常生活のさまざまな悩みに応える知恵の書でした。今年は良書に恵まれています。この「80対20の法則 生活実践編」からいくつか刺さった点をあげていきます。

一生得する習慣とそのメリット

每日の運動
 健康的になる、魅力的な肉体が手に入る、気分が良くなる
 
每日の頭の体操
 注意力がアップする、賢くなる、考えるのが楽しくなる
 
每日ひとつ他人のためになることをする
 自分が幸せになれる
 
每日の瞑想、黙考
 心が整理される、判断力が向上する
 
每日、恋人の世話をする
 恋人を引き止められる、相手を幸せにする
 
できるだけ褒める、ありがとうという
 周りや自分の気分が良くなる
 
所得の10%を貯蓄、投資に回す
 将来のお金の不安がなくなる
 
友だちにやさしくする
 親密になれる、気分が良くなる
 
每日2,3時間、リラックスできる時間をもつ
 新たな活力がわく、幸せで健康でいられる
 
嘘をつかない
 信頼される、評判が高まる
 
いつも穏やかでリラックスしている
 気分が良い、健康的で長生きできる
 
自分にとって大事なことに集中する
 少ない労力で多くの成果があげられる
 
何があっても心配はしない。心配のないよう行動するか、行動もしないし心配もしない
 平静を保てる、労力を減らせる
 
少ない労力で多くの成果をあげられないか、たえず自問する
 どんな状況でも大幅に改善する

 

いまの仕事をやめないで、自分の好きなことをする時間は増やせないかを考えてみよう。趣味や興味、副業をつぎの仕事につなげることができないだろうか。好きなことにかける時間を増やす努力をしてみよう。いまの仕事はつづけながら、新しいことに挑戦してみる。これぞ、というものに出会えるまで、いろいろ試してみるといい。

「やるべきこと」のリストを捨てて、「やるべきでないこと」のリストをつくろう。

体を使うよりも、頭を使おう。自分にとって何が大事かをじっくり考える。重要でないこと、楽しくないことをするのをやめよう。人生を謳歌しよう。現代社会は手に負えないほど、スピードが速くなっている。自由な時間を増やすはずだったテクノロジーは、逆のことをやっている。

幸せな家庭には、誰もがマネできる法則がある。

幸せな家庭では…

・「愛の循環」を実践している
・叱るよりも褒めている
・いつでも両親が見守り、時間を割いてくれる
・両親が愛し合い、意見が一致している
・困難にも対処できる。問題児もうまく扱える
・しつけはするが、愛情をひっこめはしない
・物語を読み聞かせて、「最高の瞬間」を分かち合っている

幸福な家庭は一様だが、不幸な家庭はさまざまであるートルストイ

この「楽して、儲けて、楽しむ80対20の法則 生活実践編」は、一生手元において頻繁に読み返したい一冊となりました。老若男女、万人に絶対的自信をもっておすすめできる一冊。書かれていることをいかに実践するか。やるかやらないか。人生一度きりしかないので後悔のないように生きていきます。

ほな!