愛知県美術館で開催中のフィンランド・デザイン展に行ってきた







今年の目標のひとつが毎月2つ以上は美術館を訪れること。今のところ毎月クリアしております。ただいま愛知県美術館で開催しているフィンランド・デザイン展へ家族で行ってきました。美術館鑑賞は小学生の娘たちにはちょっとわかりにくい時もありますが情操教育になりますし、小学生は無料なのでできる限り一緒に訪れるようにしています。

 

今年はフィンランド独立100周年記念ということで、この企画が開催されています。フィンランドをはじめデンマークなど北欧のデザインはどれも素晴らしいものばかり。今回のフィンランド・デザイン展ではグラスや陶磁器、椅子、テキスタイルなど優れたデザインに出会うことができます。

第1章 フィンランド独立以前の装飾芸術
第2章 フィンランド・デザインの礎(いしずえ)
第3章 フィンランド・デザインの完成
第4章 フィンランド・デザインの異才たち
第5章 フィンランド・デザインの飛躍
第6章 フィンランド・デザインのいま

 

それぞれの章ごとにテーマが分かれておりフィンランドデザインの歴史を知ることができます。アラビア、イッタラなどの陶器ブランド、3大巨匠と言われるカイ・フランク、タピオ・ヴィルカラ、ティモ・サルパネヴァなどの作品やムーミンで有名なトーベ・ヤンソンの作品などを観ることができます。会場内はテキスタイルのコーナーを除き撮影禁止。

 

娘たちは途中から退屈になったようですが、出口を出た所にぬり絵があり、そこで楽しんでいました。またエーロ・アールニオのボールチェアが置いてあり、ここも気に入った様子。筆者も座ったことろ、周囲の音を遮断し自分の空間を作り出せるため集中して本を読んだりするには最高の椅子だと思います。

 

また同時開催のコレクション展およびAPMoA Project, ARCHもそれなりに楽しめました。

撮影可の展示を全天球カメラで撮影してみました。

愛知県美術館へ車で行く場合はLACHICの地下の駐車場に停めるのがオススメ。三越で5千円の商品券を購入しぴよか(小学生がいると発行される割引カード)を案内所で提示すると2時間無料になります。美術館までは歩いて10分弱。なお、「アドルフ・ヴェルフリ展」、「異郷のモダニズム展」、「よみがえれ!シーボルトの日本博物館展」のチケットの半券があれば100円引きになります。「アドルフ・ヴェルフリ展」へ行ったのですがすでに半券を捨ててしまいましたので両方行く予定の方は半券を捨てずに保管しておきましょう。

絵画の展覧会の方が見応えはありますが、こういった展示を観ることも教養を深めるには大切な時間。4月22日(土)からは豊田市美術館で東山魁夷の展覧会がありますので、そちらも楽しみ。心に栄養を与えるべく、美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。

フィンランド・デザイン展公式HP

■展覧会名
フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展
■会期
2017年4月7日(金)~ 5月28日(日)
■休館日
毎週月曜日
■開館時間
午前10時~午後6時 金曜日は午後8時まで(入館は閉館30分前まで)
■会場
愛知県美術館
〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
(TEL:052-971-5511(代)/FAX:052-971-5604)
■観覧券
一 般 1,200円(1,000円)
高校・大学生 900円(700円)
中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※上記料金で、同時開催のコレクション展およびAPMoA Project, ARCHもご覧になれます。

愛知県美術館チケット売り場で「フィンランド・デザイン展」の当日券を購入する際に、名古屋市美術館開催の「アドルフ・ヴェルフリ展」、「異郷のモダニズム展」、もしくは名古屋市博物館開催の「よみがえれ!シーボルトの日本博物館展」の観覧券(半券可)をご呈示いただくと、「フィンランド・デザイン展」の当日券が100円引きとなります。
また、上記展覧会の当日券を購入する際に、「フィンランド・デザイン展」の観覧券(半券可)をご呈示いただくと、当日券が100円引きとなります。

■アクセス
地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、
オアシス21連絡通路利用 徒歩3分
有料駐車場有り(600台) 一般駐車料金は30分ごとに270円(税込)

ほな!