奈良国立博物館 特別展 「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」へ行ってきた

筆者の実家は奈良県北葛城郡にあり、約半年ぶりに帰省しました。ちょうど奈良国立博物館で「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」が開催されていたので家族で行ってきました。

 

鎌倉時代を代表する仏師、快慶。運慶、快慶が作った東大寺南大門の金剛力士像は誰もが知っている名品。8mの像をなんと2ヶ月で作成したとのこと。たいした重機もない鎌倉時代時代にどうやって2ヶ月でできたのか不思議でなりません。やはり天才なのでしょう。

 

今回の展覧会では、その快慶の作品を大規模に展示してあります。まず入口では「金剛院」の金剛力士像の阿形(あぎょう)、吽形(うんぎょう)が圧倒的な迫力で出迎えます。阿吽を改めて調べてみたら下記のような意味があり、勉強になりました。

あうん【阿吽・阿呍】〔梵 a-hūṃの音訳。「阿」は悉曇字母の最初の音で開口音、「吽」は最後の音で閉口音〕
①密教で、宇宙の初めと究極。万物の根元と、宇宙が最終的に具現する智徳。悟りを求める菩提心と、到達する涅槃。
②寺院の山門の左右にある仁王や狛犬の相。一方は口を開き、一方は口を閉じる。
③吐く息と吸う息。呼吸。阿吽の呼吸。
④対立する二つのもの。

この他、見どころばかりですが、和歌山・金剛峯寺の「広目天」「多聞天」「孔雀明王坐像」、奈良・東大寺の「僧形八幡神坐像」などは特に素晴らしい作品。またここで配布されているパンフレットはA4立て見開きで釈迦如来立像が表紙になっており、これを貰うだけでも行く価値があります。

 

今回の展示を見て「立像」は「りゅうぞう」と読むことを知りました。恥ずかしながら今まで「りつぞう」と読んでおりました。「建立」は「こんりゅう」、「県立」は「けんりつ」、日本語というか漢字の読みは難しい。この歳になっても日々勉強の毎日。

拝観料は大人1,500円、中小生500円なので家族4人で4,000円。入る前はちょっと高いなと思ったのですが、これだけの展示内容ならむしろ安いと感じました。奈良仏像館の入場券も含まれておりますのでさらにお得感があります。奈良仏像館は空間が広く、海外の博物館に来たような錯覚を覚えました。ここも必見なので時間に余裕を持って訪れましょう。今回は子ども連れで約2時間鑑賞しました。

出口には撮影スポットがあり、ほぼ実物大の金剛力士像と撮影できます。

 

県庁横の奈良登大路自動車駐車場に停めたのですが周りの車のナンバーを見たら、三重、豊田、湘南など遠方からの車が多く、全国各地から来ていることがわかりました。

展覧会は子どもたちにとっては少々退屈だったみたいですが奈良公園で鹿と戯れることができて喜んでいました。


快慶の大規模展は前回1994年の開催だったので23年ぶり。次回の開催は予定されておりませんが同規模の展覧会はそう簡単には開催されないと思います。

これを見るためだけに奈良へ訪れても価値は充分にあります。今年はすでに10以上の美術館・博物館での展覧会を見ていますが、この快慶展は圧倒的な見応えと迫力があり、断トツのNO.1。美術品に興味がある方は必見の展覧会。6月4日(日)までの開催、お見逃しなく!

 

特別展『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』

期間:2017年4月8日(土)〜6月4日(日)
時間:9:30〜17:00(金・土曜は〜19:00)※入館は閉館30分前まで 月曜休 ※5/1は開館
会場:奈良国立博物館(奈良市登大路町50 奈良公園内)
料金:一般1500円、大高生1000円、中小生500円
電話:050-5542-8600

快慶 日本人を魅了した仏のかたち公式HP

 

 

名古屋からは車で西名阪自動車道を走るか、アーバンライナーでどうぞ。アーバンライナーのDXシートはゆったりなのでオススメ。車で名古屋から奈良へ行く際は7時30分前に出発し、奈良から名古屋へ行く際は20時30分以降に出発すると渋滞に巻き込まれることなくスムースに移動できます。駐車場は奈良登大路自動車駐車場がオススメ。この駐車場からは歩いて10分弱。奈良〜名古屋のオススメルートは西名阪自動車道を通り、伊勢湾岸道のみえ川越インターチェンジで降りて23号線を走るルート。高速料金もそんなにかからず一番効率が良いと思います。

奈良登大路自動車駐車場MAP

 

奈良国立博物館MAP

 

ほな!

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