国立新美術館で開催中のミュシャ展に行ってきた

アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人、アルフォンス・ミュシャの展覧会が国立新美術館で開催されていたので行ってきました。草間彌生展もこの国立新美術館で同時に開催されておりどちらに行こうか、はたまた両方行こうか迷いましたが時間がなく、今回はミュシャ展のみを鑑賞することに。

 

ミュシャといえば版画などで縦長の女性の絵が有名。実はこれらの絵しかミュシャの作品を知りませんでした。今回ミュシャ展を訪れておよそ縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大《スラヴ叙事詩》を描いていたことを初めて知りました。ここまでのサイズになると観るものを圧倒します。近くで観るのと遠くから離れて観るのとでは全然違う絵に見えるから不思議。久しぶりにここまで大きなサイズのキャンバスに描かれた絵を観ました。ヨーロッパの美術館を訪れた以来なので約12年ぶり。絵から訴えかけてくるものがあり、思わず感動。絵の前で立ち尽くしておりました。

 

ミュシャを一夜にして精巧に導いた女優サラ・ベルナール主演によるルネサンス座の舞台「ジスモンダ」のポスターの絵も感慨深いものがあります。今まで版画しか見たことがなかったのですが、本物はやはり見応えがあります。ミュシャは宝飾デザインでもその才能を発揮し、それらの作品も飾ってありました。今回のミュシャ展ではミュシャの知らなかった絵を知ることができ、知識と教養がレベルアップ。もし版画展でミュシャの絵を見てもこれからは色々知ったかぶりできます(笑)

この展覧会の途中のワンブースは撮影可となっており、ほとんどの方がデジカメやスマホで撮影しておられました。こうすることによりSNSなどで展覧会の情報が拡散します。今の時代、入場者数を増やすためにはこういった場所を設けることは必須でしょう。

 

この展覧会ではポストカードを2枚購入。思い出がてら展覧会を訪れたら必ず嵩張らないグッズを何かひとつ買うことにしています。

 

今年見た美術関連の展覧会で一番良かったのは奈良国立博物館の「快慶展」、それに次ぐ素晴らしい展覧会。会期は6月5日(月)まであと半月ほどありますので東京を訪れた方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。草間彌生が好きであれば時間に余裕をもってはしごすることをオススメいたします。

国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展

会期
2017年3月8日(水)ー 6月5日(月)

会場
国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

アクセス
東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札 6出口(美術館直結)都営地下鉄大江戸線六本木駅 「7出口」から徒歩約4分東京メトロ日比谷線六本木駅 「4a出口」から徒歩約5分

開館時間
午前10時―午後6時
※毎週金曜日、4月29日(土)-5月7日(日)は午後8時まで
※入場は閉館の30分前まで

休館日
毎週火曜日(ただし、5月2日(火)は開館)

 

ミュシャ展公式サイト

 

概要
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音ムハ※、1860-1939)は、オーストリア領モラヴィア(現チェコ)に生まれ、ウィーンやミュンヘンを経て、27歳でパリに渡り絵を学びました。なかなか才能を発揮する機会に恵まれなかったミュシャは、34歳の時に、女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを手がけることになり、一夜にして成功をおさめます。以降、優美で装飾的な作風は多くの人を魅了し、時代の寵児として活躍しました。
美しい女性像や流麗な植物文様など、華やかで洗練されたポスターや装飾パネルを手がける一方で、ミュシャは故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描きました。その集大成が、50歳で故郷に戻り、晩年の約16年間を捧げた画家渾身の作品《スラヴ叙事詩》(1912-26年)です。およそ縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた20点の油彩画は、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す壮大なスペクタクルであると言えます。本展はこの《スラヴ叙事詩》をチェコ国外では世界で初めて、全20点まとめて公開するものです。プラハ市のために描かれた《スラヴ叙事詩》は、1960年代以降、モラヴィアのモラフスキー・クルムロフ城にて夏期のみ公開されてはいたものの、ほとんど人の目に触れることはありませんでした。その幻の傑作が、80年以上の時を経て2012年5月、ついにプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)にて全作品が公開されました。そしてこのたび国立新美術館では、パリで活躍したミュシャが《スラヴ叙事詩》を描くに至るまでの足跡を約100点の作品を通じて辿りつつ、これら幻の最高傑作の全貌を一挙、紹介します。

 

過去ブログ

奈良国立博物館 特別展 「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」へ行ってきた

ほな!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です