松坂屋名古屋店で開催中のグッドデザインマルシェ in Matsuzakayaに行ってきた

松坂屋名古屋店南館1階オルガン広場で開催中のグッドデザインマルシェ in Matsuzakayaへ行ってきました。洗練された「ものづくり」に与えられる「グッドデザイン賞」に選定された、デザイン性の高いクラフトが集まっています。その中でも注目の店舗を3つ紹介します。

 

栗久(曲げわっぱ)

秋田の伝統的工芸品、大館曲げわっぱの第一人者栗盛氏が作り出す素晴らしいクオリティの曲げわっぱの数々。特に円錐形のビアカップやぐいのみは曲げわっぱで作るのはとても難しく、栗盛氏しか作ることができません。

 

栗盛氏が円錐形のカップを作ろうと思ったきっかけは奥様の「重ねられない食器は不便だから使わない」という一言から。この言葉に衝撃を受け、重ねて使える曲げわっぱを試行錯誤しながら作ることに成功しました。

 

おひつは蓋に厚みがあり、ここでごはんの湿気を適度に吸収するため、長時間保管していても、ごはんが傷まず美味しく食べられます。また底の縁はカーブを描いており角にごはんがたまることがありません。これも手間暇のかかる作業と熟練の技術が必要。

 

弁当箱も同じ原理で適度に湿気を取ってくれるので夏場でも傷みません。これからの梅雨の季節は食中毒などが心配ですが曲げわっぱの弁当箱を使えば大丈夫。先人の知恵は偉大なり。栗盛氏が秋田弁でまげわっぱについて熱く語ってくれますので、これを聴くだけでも行く価値があります。

 

 

 

木のあかりギャラリー(組子オブジェライト)

日本に古くから受け継がれてきた伝統技術の組子を用いて実用性とアートの両面を兼ね備えたオブジェライト。林久雄氏が作り上げるモダンなライトの数々は和室にも洋室にもマッチします。

 

組子から漏れる明かりまで計算されており、影が星型になるものをはじめ、様々な模様を描きます。

 

こちらの灯りの足元の影は星型になります。

 

コースターも緻密な作りでできており、精度の高さが素晴らしい。日本人ならではの巧みの技術が存分に活かされています。


 

 

アートフォルム(ひねり髪すき)

斧折樺(おのおれかんば)などの広葉樹を用いたひねり髪すきの数々。ひねりがあることにより、持ち上げるときに便利なだけでなく、頭のカーブにもぴったりフィットします。斧折樺は日本一硬い木と言われており、叩くと金属のような高い音が響きます。美しい木目と重厚な質感が素晴らしい。橋野氏曰く、良質の木材が年々少なくなっており、今のクオリティを維持するのがたいへんとのこと。


 

松坂屋名古屋店では全館で「日本のよきもの」をテーマに様々な日本の伝統技術を活かしたアイテムを提案しています。ただし、作家も年々高齢化し、商材によっては手に入らなくなっているものもあるので、代々引き継げる「日本のよきもの」を買っておくには早いほうがいいかもしれません。

曲げわっぱのおひつ、組子のライトオブジェ、斧折樺のひねり髪すきに関しては2世代、3世代と使える逸品。少々高いと感じるかもしれませんが、作る手間暇と使える期間を考えればお値打ちだとも言えます。

このグッドデザインマルシェ in Matsuzakayaは6月13日(火)まで。気になるクラフトがある方は実際に手に取ってみてはいかがでしょうか。

■期間:2017年6月7(水)→13日(火)
※最終日は17時閉場
■場所:南館1階 オルガン広場

ほな!

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