子どもと一緒に楽しめる!映画評「ズートピア」







子どもと映画館で鑑賞したいと思っていて見逃した「ズートピア」。先日、久しぶりにレンタル屋へ行ったら準新作扱いで半額になっていたので借りてきました。とても評判のいい映画なので期待して鑑賞しました。結果は予想を遥かに超える素晴らしい作品で感動しっぱなし。

 

動物が人間のように暮らす楽園、ズートピア。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…?「アナと雪の女王」「ベイマックス」のディズニーが夢を信じる勇気にエールを贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。
主演:上戸 彩,森川 智之,三宅 健太 上映時間:1時間48分

 

Amazonビデオは399円でレンタルできます。

 

 

家族みんなで一緒に鑑賞しましたが長女はビビリなので、肉食動物が囚われているシーンでは立ち上がり飛び上がって驚いていました。映画も面白いのですが、子どもたちの行動を見るのも面白い。

映像はさすがディズニーで細部までしっかり表現されており、素晴らしいクオリティ。使われている色彩も美しく見とれてしまいます。先日観た「ルドルフとイッパイアッテナ」と比べると映像のクオリティは雲泥の差。「ズートピア」はディズニーが誇る世界トップクラスの3DアニメCG技術を堪能できます。

ストーリーは道徳的な側面も多々含んでおり子どもに伝えたいことをわかりやすく表現してくれています。主人公のうさぎの警察官ジュディがズートピアの市民に向けて話した内容に思わず感動したので紹介します。

 

子供の頃ズートピアは理想の街だと思っていました。みんなが仲良く暮らし、誰でも何にでもなれる。でも実際はそんな素敵な言葉のように簡単にいくとは限らない。現実は厳しい。できないこともあれば間違うこともある。でも安心して。みんなおんなじ、変わらない。お互いをもっとよく知り、お互いの違いを認めあえば、きっとうまくいく。そうです、種類は関係ありません。大きなゾウだろうとキツネ初の警察官でも。あきらめないでほしい。そうすれば世界はより良くなります。自分を見つめ、自分を知り、自分を変えるところから全ては始まるのです。それは私から、私たちみんなから始まる。

 

子どもから大人まで家族揃って楽しめる素晴らしい作品。今年観た映画の中では今のところナンバーワン。子どもがいる方はもちろん、独身の方にもオススメ。次の休日に鑑賞してみてはいかがでしょうか。この映画を観て少しでも世界が平和になり、人種差別をはじめとする様々な差別が世の中から無くなることを願っております。

 

ほな!おおきに!