KITTE名古屋で開催されている「エルメスの手仕事」展へ行ってきた

10月4日(水)〜9日(月・祝)までKITTE名古屋3Fで開催されている「エルメスの手仕事」展  “アトリエがやってきた” を観に行ってきました。初日は仕事で時間が取れなかったため、二日目の14時ぐらいに訪れました。

エルメスのアトリエより、職人たちがその情熱と伝統の技の数々をご紹介するために来日。2017年3月に表参道で開催した、「エルメスの手しごと」展が名古屋で開催されています。

エルメスの「ものづくり」に不可欠なもの。それは時間、素材、道具、才能、感性、知性、そして熟練した手。
どのようなささやかなディテールにも、その裏側には、注意深いまなざしを持ち、完璧な仕事への誇りを抱くひとりの人間の存在があります。
今回、エルメスの職人たちはアトリエを出て、みなさまにその情熱、伝統の技の数々をご紹介するためにやってきます。みなさまのあらゆる質問にもお答えしたいと願っております。
素材が姿を変え、オブジェとして生まれ変わっていくさまをじっくりとご覧ください。
好奇心を研ぎ澄まし、「職人」という言葉の裏にかくれた知られざる一面を発見してください。

 

JPタワー名古屋の1階ホールでは撮影スポットが用意されています。特定の一箇所から撮影すると「エルメスの手仕事」というタイトルが浮かび上がるようにデザインされていて、色彩も超オシャレ。

 

3階の会場へ行くと受付で「エルメスの手仕事」展のリーフレットとシール、エルメスのカタログが貰えます。

 

カタログは146ページあり読み応え十分。Macbookproと同じぐらいの厚みがあります。

 

会場は平日の昼間にも関わらず大勢のお客様で大混雑。広い会場ではないため、各ブースの周りには幾重にも人だかりができていました。

 

各ブースは入口に近いところから3部屋に分かれて「石留め職人」「時計職人」「磁器絵付け職人」、「手袋職人」「皮革職人」「鞍職人」、「ネクタイ縫製職人」「縁がかり職人」「シルクスクリーン製版職人」「シルクスクリーンプリント職人」の順で配置されています。どのブースにも現地から職人の方が来られていて、説明しながら作業をされていました。通訳が一人ずつ付いているのでフランス語が分からなくても大丈夫。特に人気があったのはバッグなどを作っている「皮革職人」のブース。2重、3重の人だかりができていました。

 

「石留め職人」

 

「時計職人」

 

「磁器絵付け職人」

 

「手袋職人」

 

「皮革職人」

 

「鞍職人」

 

「ネクタイ縫製職人」

 

「縁がかり職人」


縁がかりの職人は休憩中で実演を観ることができませんでした。

 

「シルクスクリーン製版職人」

 

「シルクスクリーンプリント職人」

 

残念ながら時間がゆっくり取れなかったため、じっくり見聞きできたのは「ネクタイ縫製」と「シルクスクリーン製版」のみ。ネクタイはひとつずつ手縫いで仕上げていきます。中の芯には職人毎に割り当てられた英数字がスタンプされており、誰が作ったか判るようになっています。商品が店頭に並ぶまでに厳重な2回検品が行われ、そこで弾かれると作った職人の元に戻ってくる仕組みになっています。不良品ではなくても、作っているうちに癖が出てしまうので、それを修正する意味もあるとのこと。こういった手間暇かかる工程により、高品質で均一な商品を提供できるということがわかりました。筆者も1本だけエルメスのネクタイを持っていますが、より一層愛着がわきました。

シルクスクリーン製版の作業はデジタル化されていました。ワコムの大型タブレットでフォトショップを使い30枚前後のレイヤーを使い製版作業をしています。デザインをスキャンした後は全てデジタルでの作業になります。文字だけ、線だけのレイヤーがあり、部分部分でレイヤー分けされています。色ごとにレイヤー分けされているため、後から色を変更したりすることも簡単にできます。拡大縮小が自由自在なので、より繊細なデザインが可能になりました。1つのデザインで完成までかかる時間は400〜600時間。細かいデザインだと2,000時間以上かかるものもあります。他のブースもじっくり観たいものばかりでしたが、今回は時間が足りず、諦めました。来週の月曜日まで開催していますので、もう一度行くつもり。

今回の手仕事展を観ればエルメスのブランドの凄さがわかります。一朝一夕ではなし得ない職人技が活かされて素晴らしいプロダクトが出来上がります。エルメスの値段が高いのもこれら手仕事での作業を見れば納得できることでしょう。

15年ほど前の若かりし頃、フランス・パリのエルメス本店へ行き、当時まだ珍しかったデジタルカメラで店内を撮影していたところ、店員の方に声をかけられ「撮影禁止だよ!」と言われるのかと思ったら「何それ?見せて見せて。ワオ!」とフレンドリーに声をかけてくれたのを思い出しました。フランスではどこの店舗でも接客はないがしろだったのですが、エルメスは一味も二味も違うなとこの時に実感しました。

エルメスや高級ブランドに興味のない方も「エルメスの手仕事展」は訪れてみてはいかがでしょうか。エルメスの高級品のものづくりの素晴らしさを知ることができます。会期は6日間と短いのでお見逃しなく!

 

会場
KITTE名古屋 3F JPタワー名古屋 ホール&カンファレンス
名古屋市中村区名駅1-1-1

会期
2017年10月4日(水)~9日(月・祝)
開催時間
11:00~19:00(最終入場18:30)
入場 無料

 

あまりに良すぎたので再訪しました。ブログ新たに書いてますので、こちらもどうぞ。

KITTE名古屋で開催されている「エルメスの手仕事」展がヤバすぎて再訪してみた

ほな!

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