真札と判別できない偽札があったとしたら…ドラマ評「悪貨」

Amazonプライム会員なら無料で鑑賞できるAmazonプライムビデオの中にはWOWOWで放映されたドラマWの作品が登録されています。さすがWOWOWだけあって、民放ドラマとは一線を画する名作が揃っています。ストーリーや脚本がしっかりしているのはもちろん、民放ドラマにありがちなスポンサーや某J事務所の力によるキャスティングがなく、下手な演技をする俳優は出てこないので安心して観ることができます。

今回紹介する「悪貨」は最新鋭の鑑定機もすり抜けるほどの精巧なニセ札で真札と見分けがつかない出来栄えにも関わらず、明らかにニセ札だとわかるように作られていた…というところから始まります。

昨今、仮想通貨が世間を騒がせていますが、そろそろ貨幣経済を見直す時期に来ているのかもしれません。そういった視点でこのドラマを観るとより楽しめます。おそらくはこれからは「信用」が何よりも価値を生む時代がやってきます。それ以外で手に入れたお金は結局身になりません。仮想通貨でボロ儲けした人の大半は人生が狂ってしまい、不幸になることでしょう。損した人もまた然り。

あらすじ

ある朝、ひとりのホームレスが目覚めると足元に100万円の札束が入った袋が置かれていた。あっという間に流通していくが、そのカネはニセ札であることが判明。それは最新鋭の鑑定機もすり抜けるほどの精巧なニセ札であるにもかかわらず、明らかにニセ札だとわかるように作られていた。一体誰が、何の目的で作り、ホームレスに与えたのか? 一方、警視庁捜査二課の捜査官・宮園エリカ (黒木メイサ) はマネーロンダリングの疑いが掛かる宝石店に潜入捜査する。捜査線上に、巨額の資金を操る投資家・野々宮 (及川光博) の存在が浮かび上がり接触を図ろうとする。警視庁ではニセ札の出どころを探るため、通称フクロウと呼ばれるニセ札鑑定のスペシャリストが召喚される。そこで彼は、ニセ札に込められた自分宛てのメッセージに気付くのだった…。(C)2014 WOWOW INC.
主演: 及川光博, 黒木メイサ, 林遣都

全5話で先日観た「震える牛」に負けるとも劣らない面白さ。ラストシーンは色んな解釈ができるモヤッとした終わり方ではありますが、最後までハラハラドキドキ楽しめます。まだ観ていない方はぜひ鑑賞してみてください。

ほな!おおきに!

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