名古屋・栄にあるナディアパークで開催されている「文化庁メディア芸術祭 愛知展」に行ってきました。テーマは「私と私の次なるもの」。
まず、2階のエントランスホールでは、著名な漫画作品が展示されていました。撮影禁止とのことだったので画像はありませんが、「攻殻機動隊」「鋼の錬金術師」「PLUTO」など有名な作品が並んでいます。
3階はテレビゲームなど、映像関連のメディア作品が展示されています。シーマンなど懐かしい作品がありました。こちらのフロアのみ1月8日(月・祝)まで。伺ったときはギリギリのタイミングで観ることができました。いくつかの作品は実際に触ってインタラクティブを体験できるため、そこそこ楽しめました。
4階はロボットなどを展示。ぎこちない動きでまだまだ人の代わりにはなりそうもありませんが、あと20年もしたら、人間かアンドロイドかわからない時代がやってくると思われます。すでに映画の世界では人間とCGの見分けがつかなくなっています。先日観た「ブレードランナー2049」で登場したレイチェルは完全CGだったのですが大きなスクリーンで観ても全く見分けがつかず。アンドロイドが不気味の谷現象を超える日もそう遠くないはず。
このフロアで興味を引いたのは亡くなってから49日間、故人がロボットに憑依し会話ができるというもの。ロボットはペッパーくんにお面をつけただけの作品ですが、進化していけば面白いかもしれません。普段から会話を全て録音した上でAIによりほぼ本人に成り代わるということは可能かもしれません。
入場無料、1月17日(水)までの每日、10時から17時まで開催しております。どうぞお見逃しなく。