ノマサラ

新進気鋭の若手作家7名が一堂に!松坂屋美術館で開催中の「Seven Artists展」へ行ってきた!

2020年1月25日(土)から2月16日(日)まで松坂屋美術館で開催中の「Seven Artists展」へ行ってきました。美術館巡りも趣味の一つで昨年は東京の美術館をはじめ、毎月3つ以上の美術館を巡りました。今年も同様のペースで鑑賞する予定。先日、美術館が好きな方と出会ったので今年は一人での鑑賞だけでなく、アートが好きな方と一緒に鑑賞できそうで、さらに楽しみが広がりそう。

Seven Artists展は出品作家全員が1970年~80年代生まれ。現代日本のアートシーンの最前線を行く若手7名による夢の競演が楽しめます。このメンバーの作品を同時に鑑賞できるのはかなり貴重な機会で贅沢な空間になっています。監修は佐藤美術館学芸部長の立島惠学芸員。キュレーションのセンスのよさが光ります。

今回、出展しているのは神戸智行(日本画)、金子富之(日本画)、岩田壮平(日本画)、呉 亜沙(油彩)、入江明日香(版画)、大竹寛子(日本画)、山本 大貴(油彩)の7名。それぞれのオリジナリティあふれる表現は、油彩、日本画、版画というジャンルを超え、「日本絵画」としての新しい展開を提示し、現代日本のアートの素晴らしさを伝えてくれます。

岩田壮平氏。赤が印象的な作品。このほか鯉の作品も赤が綺麗で目を引きました。

 

神戸智行氏。7人の中では一番落ち着いた作風。

 

山本大貴(やまもとひろき)氏。特に写実絵画の作品は少し離れて見るとまるで写真のような緻密さ。近くで見れば間違いなく油彩で描いてあるのがわかるのですが、その精細さに感動します。千葉県のホキ美術館でも鑑賞しましたが、松坂屋美術館で鑑賞することができて大満足。

 

呉 亜沙氏。可愛らしいキャラクターがあちらこちらに。ほんわかしつつも深く考えさせられる作品が並んでいました。

 

金子富之氏。バリ島をはじめ、アジアンテイストの迫力のある作品が並んでいました。


 

大竹寛子氏。正統派の日本画で花や蝶のモチーフが印象的。

 

入江明日香氏。独特の世界観があり観るものを魅了します。好き嫌いはあるかもしれませんが、一体どんな頭の中になっているのかとても気になりました。

 

会場内は各作家につき1点ずつ撮影が可能となっており、さらにインスタグラム投稿キャンペーンが開催されています。
ハッシュタグ 「#SEVEN_ARTISTS展」をつけて投稿した方の中から抽選で7名様にマット付き額絵がプレゼントされます。昨今、集客を高めるためには展示作品を撮影してもらい、それをSNSに投稿してもらうのは必須になっています。未だに時代の流れを掴んでいない全面撮影禁止の不勉強でマヌケな展覧会がありますが、今回の主催者はSNSマーケティングをきちんと理解しておられます。おそらくinstagramやFacebookでの投稿を見て情報を知った方が大勢会場に来られるはず。ワタクシもサブアカウントで投稿いたしました。額絵当たるといいのですが…。

 

7名それぞれに個性があり、全く違うテイストなのでアートが好きな方なら間違いなく楽しめます。ぜひ松坂屋美術館へお立ち寄りくださいませ!

 

展覧会名
Seven Artists展

会期
2020年1月25日(土)→2月16日(日) ※会期中無休

開館時間
10時〜19時30分
ただし、最終日2月16日(日)は18時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)

入館料

(税込) 一般700円(500円)/高・大生500円(300円) 中学生以下無料
※( )内は前売り・団体割引料金(団体は10名様以上) ※障害者手帳・特定疾患医療受給者証をお持ちの方と付添の方1名様まで無料

 

 

ほな!おおきに!

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