ノマサラ

2021年10月3日にオープンした熱田神宮 剣の宝庫 草薙館へ行ってきた!大太刀体験コーナーが楽しい!

7月のくさなぎ広場のオープンに続き、10月3日(日)に様々な刀剣の展示と体験ができる「剣の宝庫 草薙館」がオープンしました。熱田神宮の御大典奉祝記念事業の一環として手がけられており、刀剣の魅力と奉納の歴史に触れることができます。

2021年7月1日に熱田神宮に開苑した「くさなぎ広場」に行ってきた!宮きしめんもリニューアル!

 

オープンから10月25日(月)までは開館記念特別名刀展として国宝、重要文化財の刀剣などが展示されています。熱田神宮では450口を越える刀剣類を所蔵しており、随時入れ替えをしながら展示・公開されます。刀の作る工程の展示もあり、とても勉強になります。ただし、刀剣展示コーナーは撮影禁止のため写真はありません。

 

会場の奥には草薙神剣が熱田神宮に祀られるようになった歴史を解説した映像が流れております。以前、漫画で読んで知ってはいましたが、改めて映像で見るととてもわかりやすく小学生でも理解できると思います。

刀剣体験コーナーは撮影可能だったので写真を交えて紹介いたします。外に面したガラス張りの室内に脇差や刀、総重量10Kgを越える太刀などが置いてあり、実際に触れることができます。

 

まずは靴を脱ぎ、階段を上がって神棚へ参拝します。二拝二拍手一拝が基本になります。

 

脇差は軽く簡単に操作できます。

 

刀は脇差に比べるとやや重くずっしりとした手応えがありました。少ししか動かないような構造になっていますが、握った感触や重さなどは十分体感できます。

 

そして、その次は総長2.67m、総重量約8kgの千代鶴国安拵の体験へ。持ち上げてみましたが、フルパワーでやっと持ち上がる程度。鞘が一緒になっているとは言えとても振り回せる重さではありません。

 

その奥には総長3.4m、総重量約10kgの末之青江拵が置いてあり、こちらも持ってみましたがなんとか持ち上がる程度。本当にこんなものを使って戦をしていたとは信じられず、スタッフの方に聞いたら「屏風には背丈2mを越える大男の武者が実際に戦で使っていたと描かれています」とのこと。

 

その時代に大谷翔平以上の体格を持った人間がいたというのはにわかに信じがたいですが、キングダムでも王騎のような人物が出てくるので実在したのかもしれません。果たしてその真相は…。現在、この太刀は各種神事の時に飾る目的で使われているとのこと。ちなみに熱田神宮に奉納されていると言われている草薙神剣は誰も見たことがありませんし展示されたこともありません。もちろん、この草薙館にもありません。

太刀のような大きな刀剣に実際に触れて持ち上げたのは初めての体験でとてもワクワクしました。これで今年の「100の新しいことにチャレンジ」は87になりました。残りあと3ヶ月なので順調なペースで進捗しています。

鑑賞後はくさなぎ広場にある宮きしめんできしめんを食べたり、ぜんざいやソフトクリームなどの甘味を楽しむこともできます。また季節のいい頃であれば広場にあるベンチに座って過ごすのもいいのではないでしょうか。

 

刀剣好きな方はもちろん、そうでない方も知識と教養を深めるためにぜひ訪れてみてください!

 

熱田神宮 剣の宝庫 草薙館
開館記念特別名刀展

会期
2021年10月3日(日)〜10月25日(月)

開館時間
9:00〜16:30(最終入館時間16:30)
※開催中は休館日なし

拝観料
一般 500円(400円)
小中学生 200円(100円)
※(  )内は20名以上の団体料金
宝物館共通拝観料
一般 1,000円(900円)
小中学生 400円(300円)
※表記はすべて税込料金

 

ほな!おおきに!

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