名古屋栄にある松坂屋美術館で開催中の「サザエさん生誕70周年記念 よりぬき長谷川町子展」へ行ってきました。京都、広島、東京で開催され最後の巡回地がこの名古屋。
サザエさんは日本人なら誰もが知っている国民的漫画。毎週日曜日の夕方に放映されているので、サザエさんを観ると明日からまた会社に行かなくてはと思うため憂鬱になる人も(笑)
団塊の世代は四コマ漫画を読み、団塊ジュニア世代はアニメを観ている世代でしょう。筆者はアラフォーですが、テレビアニメも漫画も両方嗜みました。どちらかと言えば、風刺のきいた四コマ漫画の方が好き。
入口付近と出口の手前のみ撮影可。入口には漫画の表紙が並べて飾られています。
出口手前の撮影スポットではアニメの中に入り込むことができます。写真ではわかりにくいですが手前のテーブルと奥のソファの間に立つことができます。
今回の回顧展では朝日新聞などで長期連載された4コマ漫画「サザエさん」からよりすぐった100枚の原画をはじめ、長谷川町子のデビュー前後のスケッチブックや初期作品、「サザエさん」連載と並行した絵本作りなどの活動、週刊誌に連載した「エプロンおばさん」や「いじわるばあさん」といった痛快漫画、さらにはエッセイ風漫画の「サザエさんうちあけ話」まで、長谷川町子の仕事を貴重な原画や掲載紙で一挙に振り返ることができます。
日本初の女性漫画家としてデビューし、昭和の文化史に残る国民的な漫画家・長谷川町子のまなざしと業績とを丹念にひもとくことができる今回の回顧展はアラフォー以上の方なら間違いなく懐かしさとともに楽しめます。一つずつ四コマ漫画を読んでいると相当時間がかかりますので、全部じっくり見たいなら時間に余裕を持って行くことをオススメいたします。筆者はあと何度か足を運んでみるつもり。
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プロフィール
長谷川町子(1920-1992)
1920年1月30日生まれ。父が亡くなった翌年の34年、福岡から母と3人姉妹の一家で上京。田河水泡に弟子入りし、翌年「狸の面」でデビュー。46年、疎開先の福岡で夕刊フクニチに「サザエさん」連載開始。49年に朝日新聞に移り、休載をはさみながら74年まで長期連載。その他の代表作に「エプロンおばさん」「いじわるばあさん」など。92年に死去。同年、国民栄誉賞。
場所 名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店南館7F 松坂屋美術館
期間 2017年4月29日(土・祝)〜5月24日(水) 10:00〜19:30
※最終日は18:00閉館 ※入館は閉館30分前まで
料金 一般:900円 大高生:700円 中学生以下無料
公式サイト よりぬき長谷川町子展|松坂屋美術館
ほな!