一昨年2015年夏、恐る恐る始めた24時間クーラーつけっぱなし生活。最初は電気代がどうなるのだろうとドキドキしましたが結果はひと月で2,000円高いだけで済みました。去年2016年は一昨年より冷夏だったことと、冷蔵庫を最新式に買い替えた影響で2015年より4,000円近く減り8,000円代になり、クーラーをつけたり消したりしていた3年前の2014年より電気代が減りました。
一昨年のブログは3日間で50万PVを超え一番のヒット記事となりました。
2015年8月4日のブログ
2016年8月2日のブログ
クーラーの使い方で一番もったいないのが一日のうち何回もつけたり消したりすること。クーラーを運転していて一番電力を消費するのはコンプレッサー(室外にある空気を冷やす機械)を立ち上げる時。一旦、動いてしまえば、それほど電力は消費しません。クーラーをつけたり消したりしているのを車で例えるなら市街地を走っている状態。赤信号で止まってはまた発信して、また走り出して…止まって…。燃費は一気に悪くなります。一方、クーラーをつけっぱなしているのは高速道路を60〜70kmぐらいの一番エンジンの効率のいい回転数で走っている状態。停車中にアイドリングストップをしたとしてもどちらが燃費がいいかは車を運転している方ならおわかりいただけるのではないでしょうか。
電気代はさておき、クーラーをつけっぱなしにすると帰宅した時の心地よさが、もう最高。暑い屋外から帰ってきたら部屋の中はまるで爽やかな初春のような心地よさ。汗が一気に引きます。夜眠る時も暑さにうなされることなく熟睡できます。そして朝起きても汗をかいていないのでシャワーを浴びる必要がありません。以前は寝る時にタイマーをかけて切っていたので朝起きたら汗でびっしょりでシャワーを浴びていました。必然的に水道代とガス代がかかりますので、その分光熱費が上がります。なので、電気・ガス・水道のトータルの光熱費はつけっぱなしの方が安く済みます。
一昨年につけっぱなし生活をブログで公開したら「エネルギーを無駄遣いして環境に悪い!」「エコじゃない!」という意見を仰る方がおられましたが、光熱費がトータルで安くなるということはエコということ。固定概念で縛られている方がまだまだ大勢おられます。また昼過ぎの電力ピークも緩和されますので原発も必要なくなります。今でも本当は必要ありませんけど…。
もしあなたが一日の半分以上自宅にいるのであればつけっぱなしにした方が快適で電気代含めた光熱費は安くなるか、ほとんど変わりません。騙されたと思って試してみてください。快適な生活が訪れることは間違いありません。温度は27〜28度に設定するとクーラーの苦手な方でも大丈夫。
なお、電気代を下げたいのであれば冷蔵庫を定期的に最新型に買い替えること、オール電化であれば食洗機を購入することが一番効果があります。こちらもお試しくださいませ。
ほな!