先月７月、ひと月の間クーラーを每日24時間つけっぱなしにしておりました。真夏の間、初めてつけっぱなしにしたのは今から2年前、2015年の夏。その時は電気代が3倍とかになったらどうしようなどと心配しておりましたが、全くの杞憂に終わりました。
2015年7月の電気代…12,263円（2014年に比べて約2,000円のプラス）
2016年7月の電気代…7,443円
そして今年2017年7月の電気代…9,281円という結果になりました。ちなみに6月の電気代は8,155円。
去年電気代が大幅に下がったのは冷蔵庫を買い替えて省エネになったことと比較的冷夏でコンプレッサーの動きが少なくて済んだことが原因だと思われます。今年は去年と比べて相当酷暑だったため前年よりコンプレッサーがフル稼働し電気代が上がったと思われます。今年の電気代はクーラーを出かける時にはこまめに消して、夜寝る時もタイマーをして寝苦しい思いをしていた4年前とほぼ同じぐらい。
クーラーは動き出だす10〜15分ぐらいがメチャクチャ電気を使います。一度動き出せば僅かな電気しか使いません。また一旦35〜38度まで暖かくなった空気を28度まで冷やすのは相当なエネルギーを使います。常に一定の温度に保っておく方がずっと効率がいいのは言うまでもありません。
何より、つけっぱなしだと快適で身体に負担がありません。ずっと春みたいな感じ。今までクーラーは苦手でしたが27度設定でゆるゆるかけるのは全然大丈夫。暑い外から帰宅した時の爽快感は何とも言えません。熱中症は外だけではなく屋内でかかる場合もあります。年輩の方の熱中症の半分程度は屋内で起こっています。
4年前、タイマーをかけてクーラーを切っていた時は起きたら汗だくで必ずシャワーを浴びていました。その分、水道代、ガス代がかかっていましたのでトータルコストではクーラーつけっぱなしの方が確実に低コストになります。少し電気代が高いぐらいでもつけっぱなしの方が断然暮らしやすいのですが、光熱費トータルで安くなるなら絶対つけっぱなしがいいと思いませんか？
なお、住まいは鉄筋マンションの低層階、エアコンをかけている部屋はリビング・ダイニング・和室で20畳ほど。夜はここの和室で布団を敷いて家族全員で寝ています。電力契約は３０Aまでのプラン。間取りにもよりますが、自宅にいる時間が比較的長い方ならお得ですし、超絶快適です。勇気をもって試してみてください。もう、元には戻れません。コストが安いということはエネルギー環境にも優しいということ。多くの人がつけっぱなしにしたら、昼の電力使用のピークタイムも緩和されます。電力会社は余分な電力を確保しなくていいので、原発は全く不要なはず。クーラーつけっぱなし作戦、もっと広まれ！
循環効率を上げるためにサーキュレーターは役立ちますので、つけっぱなしにするしないに関わらず稼働させたら電気代が削減できます。
ほな！