今年も6月末から、ひと月の間クーラーを每日24時間つけっぱなしにしました。真夏の間、初めてつけっぱなしにしたのは今から4年前、2015年の夏。その時は電気代が3倍とかになったらどうしようなどと心配しておりましたが、全くの杞憂に終わりました。
2015年7月の電気代… 12,263円(2014年に比べて約2,000円のプラス)
2016年7月の電気代… 7,443円(冷夏)
2017年7月の電気代… 9,281円
2018年7月の電気代… 11,036円(連日の猛暑)
そして今年2019年7月の電気代… 9,461円という結果になりました。昨年はいまだかつて無いほどの猛暑だっため金額が大幅にアップ、今年は冷夏で7月22日まではほぼ30度を越す日がなく過ごしやすかったためエアコンがフル稼動せず料金が大幅に下がりました。ちなみに6月の電気料金はは6,332円だったのでおおよそ3,000円がエアコン代ということになります。一日当たり100円でつけっぱなしにできるということがおわかりいただけるかと思います。
2016年に電気代が大幅に下がったのは冷蔵庫を買い替えて省エネになったことと比較的冷夏でコンプレッサーの動きが少なくて済んだことが原因だと思われます。一昨年はそこそこ暑い夏で、昨年は過去に例をみない猛暑だったためコンプレッサーがフル稼働したことに加えて30Lの小型冷凍庫を購入したため電気代が上がりました。
今年は冷夏のおかげで電気代が安く済み、かつ7月終盤までは身体がとても楽で本当に助かりました。ただし、ここ数日は連日35度を超えており、8月の電気代はアップするのは間違いなさそう。
クーラーは動き出だす10〜15分ぐらいがメチャクチャ電気を使います。一度動き出せば僅かな電気しか使いません。また一旦35〜38度まで暖かくなった空気を26〜27度まで冷やすのは相当なエネルギーを使います。常に一定の温度に保っておく方がずっと効率がいいのは言うまでもありません。
何より、つけっぱなしだと快適で身体に負担がありません。ずっと春みたいな感じ。今までクーラーは苦手でしたが26~27度設定でゆるゆるかけるのは全然大丈夫。暑い外から帰宅した時の爽快感は何とも言えません。熱中症は外だけではなく屋内でかかる場合が増えています。年輩の方の熱中症の半分以上は屋内で起こっています。昨年は猛暑だったため過去に例をみない程の人数が熱中症で倒れて病院へ搬送されました。今年もこのままの気温が続けば増えそうな予感がします。
5年前、タイマーをかけてクーラーを切っていた時は起きたら汗だくで必ずシャワーを浴びていました。その分、水道代、ガス代がかかっていましたのでトータルコストではクーラーつけっぱなしの方が確実にコストは下がりました。少し電気代が高いくてもつけっぱなしの方が断然暮らしやすい上に光熱費トータルで安くなるなら絶対つけっぱなしがいいと思いませんか?
なお、住まいは鉄筋マンションの低層階、エアコンをかけている部屋はリビング・ダイニング・和室で20畳ほど。夜はここの和室で布団を敷いて家族全員で寝ています。電力契約は30Aまでのプラン。間取りにもよりますが、自宅にいる時間が比較的長い方ならつけっぱなしの方がお得ですし、超絶快適です。勇気をもって試してみてください。
もう、タイマーで消したり、外出して帰ってきたら部屋が暑い…という生活には戻れません。コストが安いということはエネルギー環境にも優しいということ。多くの人がつけっぱなしにしたら、昼の電力使用のピークタイムも緩和されます。電力会社は余分な電力を確保しなくていいので、原発は全く不要なはず。クーラーつけっぱなしがもっと広まることを願っています!
循環効率を上げるために扇風機とサーキュレーターは役立ちますので、つけっぱなしにするしないに関わらず稼働させたら電気代が削減できますのでぜひ一家に一台どうぞ。扇風機は十数年ぶりにDCモーターのものに買い替えたら超絶静かかつ電気代も相当省エネになったので、こういう家電はある程度で買い替えた方がいいと改めて思った次第。
まだまだこれから暑い日が続きますので熱中症対策としても、睡眠の質を上げるためにもクーラーをつけっぱなしで身体にも環境にも優しい生活を送りましょう!
ほな!おおきに!