コロナ自粛で太ってませんか?間違いだらけのダイエットに陥らないための3つのポイント







新型コロナウイルスによる外出自粛要請を真に受けて、本当に自宅で動かず生活していた方はおそらく体重が増加しているのではないでしょうか。残念ながら外出自粛はほぼ意味がなかったという検証結果が出ており、運動不足による免疫低下や体重増加による血流の悪化などの悪影響しかありません。

 

ワタクシの周りは体重が微増の方から、大幅増の方まで色々おられます。外出自粛期間中、毎日筋トレして公園で散歩していたにも関わらずベスト体重の62Kg台から約2Kg増えたので、筋肉質でない人はおそらくもっと増えていることでしょう。6月半ばから仕事が始まり、運動量が増えたので約1kg減って62Kg後半から63Kg前半まで体重が落ちました。


 

大幅に体重が増加した方はさすがにマズイと思ったのか、ダイエット宣言を始めていますが残念ながら突っ込みどころ満載の間違ったダイエット方法を実行しようとされている方が多数おられます。今回のブログでは以前ジムのトレーナーにお聞きした内容を参考に正しいダイエットのポイントをお伝えします。

毎日体重計に乗って計測し記録をつける

ダイエットの一番の近道は自分の体重を把握すること。そのためにはWi-Fi機能のついた体重計を購入し毎日乗りましょう。体重は毎日かなり変動します。毎日記録していればわかるのですが徐々に確実に減るのではなく、上下しながら少しずつ減っていきます。

三日毎とか一週間に一度の計測ではブレが大きく全く参考になりません。体重測定するなら毎日同じ時間に計測しないと正確な変動はわからないのでワタクシは寝る前の23時過ぎに計測しています。

ポイントは記録をつけてグラフにして視覚化すること。ただ体重計に乗るだけではなく記録をつけるということが重要になります。レコーディングするだけでダイエットはほぼ成功します。逆にレコーディングしないダイエットはまず失敗します。

ダイエットしたいのであれば自動で記録しスマホアプリでグラフ化してくれるWi-Fi付きの体重計を購入しましょう。オススメはWithings(旧ノキア)の体重計。北欧デザインでシンプルか機能も十分。体脂肪率を測りたい方は上位モデルがオススメ。ワタクシはそこまで必要ないのでお値打ちなモデルを使っています。

レコーディングダイエットに最適!Nokiaスマート体重計レビュー

 

なお、食事のレコーディングは食べる分量や使用してる油分などによってかなり誤差が出ますし、面倒な割には正確なデータは出ないのでオススメしません。おそらく続かず途中で挫折することになると思います。それよりも毎日1回でいいので必ず体重計に乗りましょう。

偏食せず食べる量を減らす

太っている人がよく言う言葉に「私、太る体質なのよね〜」というのがありますが、見ていると明らかに食べ過ぎています。職場の休憩室で時々観察していますが、太っている人は常にポテトチップスやチョコレートなど何かしら食べています。またビールをはじめとしたアルコール類もかなりのカロリーがあるので太る原因になります。これは体質ではなく意識・性質なので食事・飲酒量を減らせば確実に体重は減ります。

体重を減らすには食べる量を減らすか、運動量を増やすか、もしくはその両方しか方法はありません。時々ネットの広告で食べる量はそのまま、運動もせずに一週間で7Kgのダイエットに成功!などというものがありますがこの世にそんな甘いことはありません。

もし痩せられたとしても確実にリバウンドしますし、体調が著しく悪くなります。トレーナーの方曰く、元の体重にもよりますが、ひと月に体重の3〜5%ぐらいが限界であり、それ以上落とすと必ずリバウンドします。例えば脂肪の多い80Kgの方なら5%の4Kg、脂肪が少なめの60Kgの方なら3%の1.8Kgぐらいが限界。

そして運動せずに痩せるのはオススメしません。特定のダイエット食に変更してのダイエットは健康を損ないます。時々流行る◯◯ダイエット(例えばグレープフルーツ、もやし、ゆで卵など)は偏食になり栄養バランスが著しく悪化しますので絶対に止めましょう。

またファスティング(断食)すれば痩せるから大丈夫という方もおられますがファスティングは胃腸を綺麗にして体調を整えるためのものでありダイエットをするためのものではありません。これも大きな勘違いのひとつ。ファスティングはダイエットのためでなく体調をより良くするために行うものであるということを覚えておきましょう。

 

毎日筋トレして代謝のいい肉体を手に入れる

多少食べても太らない体質を手に入れるには筋トレして代謝のいいボディを手に入れるのが最も効果的。筋肉はエネルギーをたくさん消費するため多少カロリーを摂取しても脂肪として蓄積される前に無くなります。

ダイエットの近道は長時間の有酸素運動ではなく筋肉をつけることに他なりません。ただし、デブやメタボの人はこういった努力をせず短期間で楽して痩せようとしますのでおかしなダイエットに手を染めがち。無理なダイエットは一時は痩せますがリバウンドして元通りになるか元の以上の体重に太って終わります。◯イザップで高額の料金を払って短期間でダイエットした人たちは見事にリバウンドしており、ワタクシの周りでは痩せたままの方はいません。

世の中、まず先に手に入れれば楽になるのにそれをしないがためにずっとしんどいまま過ごす方が大勢おられます。例えば、パコソンのタッチタイピング、スマホのフリック入力はまず先に習得すれば疲れることなく素早く文字入力ができます。しかしながら、その練習をせずに過ごしている方がたくさんいます。無駄な時間がかかるだけでなく、視線が移動するため目や肩や首が疲れると嘆いているのを聞くとなぜ先に習得しないのか不思議でなりません。

早い人で2週間、遅い人でもひと月ほど毎日練習をすれば一生レバレッジ効果があり、楽に過ごせるのになぜその努力を怠るのかワタクシには理解できません。筋トレも同様で半年頑張って筋肉をつければあとは毎日20分のトレーニングを続けるだけで美味しいものを好きなだけ食べても太らない肉体が手に入ります。しかしながら、筋トレをせず、ブクブクと太って醜い身体になっても、まだ運動せずになんとか痩せようとするのは本当に不思議。

まずは楽に痩せられる身体を手に入れるために3ヶ月筋トレを頑張ってみてはいかがでしょうか。筋肉は脂肪より重いのでしばらくの間はなかなか体重が減りませんが、長い目で見れば食事制限でダイエットをするより簡単、確実に痩せられます。

なお、ジムに通っての筋トレは自宅や職場からよほど近くない限り続きません。歩いて5分以内でないとほぼ挫折します。ワタクシは継続するのは比較的得意な方ですがそれでも車で10分の距離にあるトレーニングセンターに通うのはひと月も続くことなく挫折しました。

筋トレするなら自宅でしない限りまず続きません。ダンベルとプッシュアップバーさえあればあとは自重トレーニングで事足ります。腹筋ローラーはあってもいいとは思いますが「のがちゃんねる」の動画を見ながらトレーニングすれば、腹筋ローラーはなくても腹筋を割ることは可能。筋トレして筋肉質の身体になってからというもの免疫が上がり風邪も引かないし、花粉症も完治しました

あと1kg落とせばお腹周りがもう少しスッキリして腹筋がさらに割れてきます。あと一息。

 

 

筋トレを毎日続けるための5つのコツ

外出自粛による運動不足で普段より太ってしまって今ダイエット中の方やこれからダイエットを考えている方はこの3つのポイントを念頭においてダイエットにチャレンジして美しいボディを手に入れてください。

ほな!おおきに!