サラリーマン現役時代にスーパーサラリーマンの異名をとり、今は独立され様々な企業でコンサルティングをされている美崎栄一郎氏が主催されているパーソナルブランディング(以下PB)へ行ってきました。このPBは全国各地で開催されており受講者は200名以上、名古屋は4期目になります。筆者は数年前に2期に参加しました。当時、様々な学びがありましたが、忘れていることもあると思い、オブザーバーとして参加してきました。
今回の開催場所は美崎栄一郎氏が代表を勤める緑区桶狭間にある株式会社戦国の事務所。ただいまIOT家電を導入中で様々な機器が運ばれていました。そのうち鍵の解錠をはじめ、リモートで色々なことができるようになる予定とのこと。
講座は全6回で、開催当初からテーマは一切変わっていません。なので全国どこのPBのメンバーと話をしても、オブザーバーとして参加してもすぐ馴染むことができます。こういった環境が用意されているのは、仕組みフェチの美崎栄一郎氏ならでは。
PBの第1回目は正しい自己紹介、チャンスを掴む自己紹介を学びました。自己紹介は誰もダメ出ししてくれないので、自己流になりがちですが、実際に会ったときの印象でチャンスが掴めるかどうかが変わってしまいます。
最初は何も情報がない状態で順番に自己紹介をしていきます。そこから美崎栄一郎氏が的確にダメ出しをしながら修正ポイントを解説してくれます。自己紹介の際に大切なポイントを紹介します。
何をしているか、何をしたいかを伝える
仕事は何をしているのか、また今後何をしたいのかを具体的に相手に伝える。
自分が欲しい情報、サービスなどを伝えてみる
例えば自分が海外旅行に行くなら、その国の話をしてみる。そうすれば、行ったことがある人からアドバイスが貰える可能性が高まる。
次に繋がる話をする
取り組んでいることがあれば、それを伝えて今後に繋がるような話をする。
ひとつのキーワードからストレートに繋げて話をする
話題を色々入れすぎると話があちこち飛ぶため、キーワードはできるだけ絞り、そのキーワードに関連する話題を繋げて話をする。
キーワードを具体的に話をしてみる
ポイントを絞った上で、その話を深く掘り下げながら話をする。
第三者からの話を入れる
第三者から褒められた話、好評だったことなどを入れて話をすると信用度がUPする。
相手のデメリットになること、けなすことを話さない
相手にとってデメリットになることや、商品や誰かをけなしたりすることは話さない。できるだけ敵を作らないようにすることが大切。
セットリストをいくつか用意しておき、その中から相手に合わせて話をする
上手くできた自己紹介のパターンをいくつか用意しておき、TPOに合わせて少しアレンジする程度にする。毎回、全部違った話をするのは難易度が高い。
相手によって話のレベルを合わせる。
相手の土俵に合わせてわかりやすく興味を惹く話をする。自分より年下・年上、仕事・プライベートの場合など相手によって口調などを変えてみる。
一般人がわかるようなキーワードを使う
できる限り専門用語は使わないようにする。使う場合は、それについて説明する。自分にとっては当たり前のことでも他人は知らないことはたくさんある。また有名人の話をする場合は誰でも知っている人を引き合いに出す。顔は知っているけど名前は知らないような脇役の人より、「西田敏行」「ビートたけし」など10人中9人が知っているような名前をあげる。映画監督などの場合は名前よりヒットした映画の作品をあげてみる。
好きな食べ物を詳しく伝えてみる
好きなものを伝えると、それがブランディングに繋がることもある。食べ物の話から入るとガードが下がる。好きな食べものを覚えていてプレゼントすると好印象を持ってもらえる。
☆番外編
自己紹介に絡めて、朝昼晩、何を食べたかをさり気なく聞くと相手の様々な情報がわかる。結婚しているのか、独身なのか、ひとり暮らしなのか、子どもがいるのかなどいちいち聞かなくても、ほぼわかるので、相手のことが知りたい時はどんな食事をしているかを聞くのはオススメ。
自己紹介は相手に自分を知ってもらうには一番重要なポイントなので、今一度磨きをかけて用意しておきます。自己紹介が苦手だと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ほな!おおきに!