ノマサラ

DeepL翻訳の精度が素晴らしくて、もう文章の翻訳家は職業になり得ないという話

先般、サービスがスタートして翻訳精度が高いと評判の「DeepL翻訳」。世界各国の言語を自然な文章で翻訳してくれます。いくつかの文章で試しましたがどれも翻訳したと言われなければわからないレベルの日本語が紡ぎ出されています。同様のサービスであるGoogle翻訳はまだ所々おかしな日本語が散見されており、意味はわかるけど日本語としては少し変なところがあるレベルでその差は歴然としています。

今回はビル・ゲイツ氏が新型コロナウイルスのワクチンのため数十億ドルの資金を提供するというニュースをDeepL翻訳とGoogle翻訳で比較してみました。左側がDeepL翻訳、右側がGoogle翻訳になります。まずはタイトルから。

Google翻訳の「潜在的な」よりDeepL翻訳の「可能性のある」の方が適切。

 

最終行の「数十億ドルを無駄にしてでも支援する価値がある」というDeepL翻訳の方が自然でわかりやすい。

 

この段落もDeepL翻訳のほうが優秀。

 

この段落はどちらも同じぐらいでしょうか。

 

DeepL翻訳は「しかし、数十億ドルは経済的に何兆ドルも失われている状況では、それだけの価値がある」と自然な日本語で表現されていますがGoogle翻訳は「しかし、この数十億ドルは、私たちが置かれている状況です。数兆ドルもある…経済的に失われているので、それだけの価値があります。」というかなり違和感のある日本語になっています。

 

DeepL翻訳の「毎月が大切なので、その資金を調達して、数ヶ月分の節約をすることができます」は意味がしっかりわかりますが、Google翻訳の「毎月のことを考えると、そのブートストラップを取得して実行し、月を節約できる」は意味がわかりません。

 

以上、DeepL翻訳とGoogle翻訳を比較してみましたが、全てにおいてDeepL翻訳が勝っています。GoogleChromeであればそのままGoogle翻訳で日本語表示してくれるので便利ではありますが、よりわかりやすい日本語で文章を読みたい場合は英文などをコピペしてDeepL翻訳で訳したほうがわかりやすいことは間違いありません。

なお、Macの場合はアプリがありますのでテキストを選択して⌘Cを2回押すだけで変換してくれるのでとても便利。

このレベルの翻訳をAIでできるようになった今、同時通訳者以外の翻訳家の仕事は確実に無くなりました。同時通訳の仕事もAIにとって変わられるのは時間の問題。これからの時代は語学勉強に時間をかけるよりは違うスキルを磨くことをお勧めします。最低限の英会話スキルは必要だと思いますが…。

最後に世界を救うビル・ゲイツ氏のニュースを通しで掲載しておきます。DeepL翻訳Verでどうぞ。

 

DeepL翻訳Ver

『ビルゲイツは、それが数十億ドルを無駄にするにもかかわらず、7つの可能性のあるコロナウイルス ワクチンのための新しい工場に資金を提供しています』

マイクロソフトの億万長者ビル・ゲイツ氏は木曜日の「デイリーショー」で、彼の財団が7つのコロナウイルスワクチン候補の工場建設に資金を提供していると語った。
ゲイツ氏は、財団が最終的に7つのワクチン候補のうち1つか2つだけを選ぶことになり、製造に費やされた数十億ドルが放棄されることになるだろうと述べた。
世界が経済的に何兆ドルもの損失に直面している状況では、数十億ドルを無駄にしてでも支援する価値があると彼は言った。

ビル・ゲイツは、それが数十億ドルを無駄にすることを意味するとしても、有望な7つのコロナウイルスワクチン候補のための工場建設にお金を注ぎ込んでいます。

デイリーショー “の木曜日のエピソードで, “マイクロソフトの億万長者は、彼の慈善団体, ゲイツ財団, コロナウイルスの流行と戦うために政府よりも速く動員することができることをホストトレバーノアに語った.

“私たちの財団は感染症についての深い専門知識を持っており、流行について考えてきたので、ワクチンの取り組みのように、より多くの準備をするためにいくつかの資金を提供しました」とゲイツ氏は述べた。”私たちの初期の資金は、物事を加速させることができます。

ゲイツ氏は、トップ7のワクチン候補を選び、それらの製造能力を構築していると述べました。”最終的にはせいぜい2つのワクチンを選ぶことになるでしょうが、7つのワクチンすべての工場に資金を提供するつもりです。

ゲイツ氏は、ワクチンの迅速な開発には、試験と製造能力の構築を同時に行うことが不可欠であり、ゲイツ氏は約18ヶ月かかると考えているという。

今週初めに掲載されたワシントン・ポストの論説記事の中で、ゲイツ氏は、有力候補の中には特殊な装置を必要とするものもあると述べている。

“他のものの方が優れているからといって選ばれないような構造物の製造に数十億ドルを浪費することになるだろう」とゲイツ氏はクリップの中で述べている。”しかし、数十億ドルは経済的に何兆ドルも失われている状況では、それだけの価値がある “とゲイツ氏は述べています。

ゲイツ財団は、「毎月が大切なので、その資金を調達して、数ヶ月分の節約をすることができます」と付け加えました。

ゲイツ氏と彼の妻、メリンダ・ゲイツ氏は、ワシントン州の人々に家庭用コロナウイルス検査キットを送る努力を含め、コロナウイルスのパンデミックとの戦いに向けてすでに1億ドルを約束しています。

ゲイツ氏は、ポスト紙の論説記事の中で、すべての州でより厳格なロックダウン措置を実施するよう政府に求め、米国では、この危機に効果的に対処するためには、さらに10週間の全国的なシャットダウンが必要になると推定している。

 

元サイト  BUSINESS INSIDER

 

新型コロナウイルスの情報は海外のニュースのほうが正確なことがありますので、ぜひこのDeepL翻訳で海外のニュースを読んでみてはいかがでしょうか。

ほな!おおきに!

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