コロナの影響により様々な飲食店が大きな打撃を受けています。全く科学的根拠がなく必要のない飲食店の営業時間短縮により居酒屋はほぼ壊滅的な状況になっています。
一方で個人で経営しているような店舗は1日当たり6万円の給付金バブルで車を買い替えたり高級時計を買うなど不平等な状況が続いています。
大嘘つきの小池都知事のせいでどれだけの人が露頭に迷い、自殺者が増えることでしょうか。なぜマスコミはこのことについて言及しないのか不思議でなりません。
小池都知事の3つの嘘とそれを突かないマスコミの欺瞞
さて、前置きが長くなりましたが、こんな状況の中でも好調なのが焼肉店、それもひとりで食べられる形態の「焼肉ライク」が絶好調。飲食店のレジェンドと言われるすかいらーく創業者横川氏氏もカンブリア宮殿で「居酒屋は焼肉店かカフェに業態転換しないと生き残れない」と仰ってました。コロナ禍の外食でほぼ唯一の勝ち組と言われるのが「焼肉」業態。店内換気がよく、自分の眼の前で焼くという安心感が客を集め、新規参入組も急増、競争が激化しています。そしてもう一つ「戦争」の激化が懸念されるのが「カフェ」業態。リモートワークで長時間滞在できるカフェの需要が高まる中、外食の中でも売り上げの減少幅が少なく、続々と新規参入が増えています。
「焼肉ライク」は以前から東京などで話題になっており気になっていたのですが名古屋の伏見に新店舗ができたので先日行ってきました。「焼肉ライク名古屋伏見店」はビルの2階にあります。階段を登り店内に入ると席に案内されます。エレベーターなどはないので車椅子の方の入店は難しいと思います。
席は一人ずつ区切られているため複数人での食事には向きません。間違ってもデートで行かないように…(笑)カウンターには液晶タッチパネルの画面がありセルフで注文します。紙のメニューはなく全てデジタルメニューになります。
今回は初めての訪問だったので事前に調べておいた「ミスジとハラミのプレート200g」と「卵かけご飯」を注文。
注文が済んだら「火をつけてお待ち下さい」と画面に出たので自分で火をつけました。すべて画面に表示されるので、スタッフは不要。
オーダーしてしばらくすると「商品ができあがりました」と案内が表示されるので番号札を持って自分で料理を取りにに行きます。
トレーは席にある窪みにピッタリとハマるようになっており引き出しには箸や紙ナプキンなどが供えられています。
200gを注文しましたがボリューム的には十分。お肉のクオリティはお値段以上で満足できるレベル。もちろん、以前に旨くて唸る名店紹介で取り上げた「生粋」などとは比べ物になりませんが、ひとりで焼肉を楽しむならここでいいかも。
焼き肉のタレはあっさり生醤油、濃厚生醤油、つけてみそかけてみそ、レモン汁、旨辛コチュジャン、にんにくおろしの6種類ですがお肉にしっかりタレが絡んでいるので全く使うことなく美味しくいただきました。牛タンを頼んだらレモン汁は使ってもいいかと思います。にんにくおろしは翌日に響くので休みのとき以外は使えません。
ひとつ失敗だったのはご飯を大盛りにしなかったこと。普通が意外と少なめだったのと卵かけご飯にしたので比較的少食のワタクシでもちょっと足りず…。ビールなどのアルコールを飲みながら食べるのであれば普通盛りでいいかもしれませんがワタクシのようにビールを飲まないゲコノミストなら大盛りをオススメします。大盛りにしても値段は同じなので…。
お会計までもがセルフになっており番号札にあるQRコードをスキャンすれば会計ができるようになっています。今回はセットと卵かけご飯で1,600円。この内容でこのお値段なら満足。支払いは各種クレジットカード、電子マネー、スマホ決済、現金に対応しており、ほぼ網羅されていますので、その時に一番お得なキャッシュレス決済を使えばいいと思います。
これだけリーズナブルにできるのは肉の仕入れ方法を工夫しているだけでなく徹底的に無駄を省いたオペレーションと回転率の高さにあります。飲食店の経費において人件費の比率は高く、これを抑えることができれば自ずと価格はお値打ちにできます。そして、おひとり様ばかりなので会話をしながら食事することがなく短時間で食べ終えるため回転率はめっちゃ高くなります。また店舗が2階なので家賃は1階に比べてかなり安いのも理由のひとつでしょう。
ひとりで焼肉を楽しむには「焼肉ライク」はとってもオススメ。かなり美味しいですが唸るほどではないので「旨くて唸る名店紹介」には入れませんが、手軽に焼肉を食べたい方はぜひ訪れてみてください。女性のおひとり様も結構いたので気兼ねなくとうぞ。
ほな!おおきに!