ノマサラ

千葉県立美術館で開催されている 「山本大貴-Dignity of Realism-」へ行ってきた

先日、千葉県の山奥でヴィパッサナー瞑想10日間合宿に参加してきました。

その帰りに写実絵画専門美術館のホキ美術館と千葉県立美術館で開催されている「山本大貴-Dignity of Realism-」へ行ってきました。

写実絵画専門のホキ美術館へ行ってきた 写実絵画に心を奪われる!

千葉県出身の山本大貴(やまもと・ひろき)氏は、次代の写実絵画を担う画家として、最も注目を集める画家の一人。

写実絵画を色々鑑賞していますが、一番好みなのが、この山本大貴氏の作品。

フェルメールをオマージュしたクラシックな作品から、造形作家の池内啓人氏とのコラボ作品まで幅広い感性で活動されています。

写実絵画は少し離れて鑑賞しているとまるで写真のようなのですが、近づくとしっかりと筆使いが見えるのが面白くて何とも堪りません。

今回の展覧会は代表作が40点ほど飾られており、点数も多く大満足。

千葉県立美術館は千葉みなと駅から歩いて15分ほどあり、重いスーツケースを転がしつつ行った甲斐がありました。

拝観料は300円と格安だったのも嬉しい限り。

そして、全作品、スマホでのみ撮影可能というのも時代の流れをしっかり掴んでおられます。

 

会期は3月21日(月・祝)まで開催していますので、写実絵画が好きな方はぜひ立ち寄ってみてください!

 

山本大貴 -Dignity of Realism-

 

概要

千葉県出身の山本大貴(やまもと・ひろき 1982年生まれ)は、次代の写実絵画を担う画家として、最も注目を集める画家の一人。

山本は武蔵野美術大学で油彩の古典技法を学び、初期から⼀貫して写実表現を追求しています。映画を撮ることにもなぞらえるように、脚本を構想し、人物のポーズ、衣装、調度品などの小道具、全体の配置、照明等を細部まで計算して演出し、油絵というフィルムで何百年も鑑賞できる作品を制作しているのだ、と山本は言います。

写真と見紛うばかりに睫毛の一本、指先の動きひとつまで緻密に描き込んだ作品は、独特な質感を持ちます。

クラシックで優雅なドレスを纏い、重厚な調度の中に身を置く女性。近未来的で精巧なデバイスを装着して、鋭い視線を投げかける女性。

山本の描く人物は、どこか近寄りがたい品格を漂わせ、謎めいたストーリーを感じさせます。

山本が目指すのは、現代に生きる写実絵画。

アニメーションやゲームなどのポップカルチャーに慣れ親しんだ1980年代生まれならではの感性で、従来の写実絵画の枠組みを拡張しています。

本展では、学生時代の作品から最新作まで、山本の代表作約40点を展示します。

これまでの画業を振り返ると共に、今後の展望を見据える展示構成となります。

 

会 期

2022年1月25日(火)〜3月21日(月・祝)

開館時間

9:00〜16:30

会期中の休館日

月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館し、翌日休館)

3月1日(火)

入場料

第5期コレクション展 「名品5-肖像画を中心に-」「房総に生きた書家 浅見錦龍 生誕 100 年展」共通券

一般 300(240)円 高・大生 150(120)円 ※( )内は20名以上の団体料金

中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料

 

 


 
ほな!おおきに!

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