美味しくて唸る名店紹介シリーズとは・・・
全国各地の美味しいものを食べているワタクシの舌をうならせた店のみを紹介するコーナー。値段が高くて美味しいものは世の中にたくさんありますがリーズナブルな値段で満足させてくれる店はそう多くはありません。
食べた後に喉が渇かないことも選択基準のひとつ。
そういったお店を中心にポツポツ紹介しております。
ハードルは相当上げておりますので絶対にハズレはありません。
自信を持ってオススメします。
先日、運動会の撮影があり、終了後にGoogleマップで「ランチ おすすめ」で検索したところ、一番近くて、しかも点数が4.2、レビュー数が500件を超えている「トンチン館」という店があり、ここへ行くことにしました。
駐車場は店舗の前と、少し離れたところにもあります。
店内はカウンターのみ、10席なので、あっという間に満席になります。
ワタクシが訪れた時は、ちょうどタイミングが良かったのか、待つことなく入れましたが、食べ終わる頃には10名ほど待っておられました。
名古屋のご当地ラーメンを語る上で、外せない「薬膳ラーメン」。
実はこの薬膳ラーメン、2つの大きな流派があります。
一つは、千種区の『好来道場』がルーツの「好来系」。
そしてもう一つは、西区の『万楽』を中心とした「万楽系」として知られています。
特に「万楽系」のラーメンは、豚骨醤油ベースながら、横浜家系のような濃さはなく、さっぱりとした中にも深みのある味わいが特徴。
『トンチン館』の店主は、『万楽』での修行を経て独立され、まさに万楽系の正統な流れを受け継いでいるお店。
中華そば専門店ということで、普通のラーメンもありますが、ほとんどの方が四川らーめんを注文されていました。
口コミを見たら「ごまを増量すると美味しい」とのことだったので、同じように注文してみました。
小ライスも同時に頼みました。
四川らーめんということで、辛いのかと思ったら、予想と違って、全然辛くありません…。
意外とマイルドで、個人的には、もう少し、辛い方が好みかな…。
麺も、普通な感じで特別な感じはありません。
途中までは、唸る名店で紹介しようか、正直迷っていました。
ただし、麺をほぼ食べ終えて、底に残った濃厚なゴマ風味のスープとライスを一緒に食べたら、これが、ヤバウマ。
この時点で、美味しくて唸る名店に載せることを決めました。
回転が早いので、待ち時間は短めですが、土日のピークタイムは外して訪れることをオススメします。
ほな!おおきに!