2月14日放送の「林先生が驚く初耳学」(TBS系)で林修氏が、手作りチョコレートを否定する場面がありました。
林氏は「これは全国にお伝えしておきたいんですよ」と断った上で、「『手作りでチョコをプレゼントした』なんてことを言う人が、世の中いるんですけども」「既成品を買ってきて、溶かして変形して、どこが手作りだ?」と、手作りチョコレートを否定。
続けて、林氏は「正しくはこう言ってください。『私は既成品のチョコを買ってきて、溶かして変形して、かつプロフェッショナルのテンパリング技術を持たぬがゆえに、品質を劣化させたチョコをどうぞ!』」と。
林氏の言っていることは100%正しい。正論だと思います。確かに世の中の『手作りチョコ』のほとんどは既成品のチョコを溶かして固めただけ。本当に『手作りチョコ』と言うならばカカオから作れという話なのはわかります。
でも、もし林氏に娘がいたらこんなこと絶対に言わないと思います。私には8歳と5歳の娘がいますがここ数年は『手作りチョコ』をお父さんにとラブラブな手紙とともにバレンタインデーにプレゼントしてくれます。
今年貰ったチョコレート
去年もらったチョコレート
2年前もらったチョコレート
男親としてこんなに嬉しいことはありません。年々成長して上手になってきています。もちろん妻の手伝いがあってのことですがそれでもどんどん見た目も味も美味しくなっているような気がします。
娘の作ったチョコレートが劣化してようが味が少しぐらい変だろうが関係ない。デパートなどで売っているGODIVAやピエールマルコリーニなどの高級チョコレートより見た目が不細工であっても値段が安くても、味が劣化してイマイチだとしても何倍も嬉しく、美味しく感じます。親ってそういうもんなんじゃないでしょうか。
子どもがいないからどうのこうの言うつもりはありませんが、もし林氏に娘がいたら発言が違っていたのではないかなぁと。そういった意味ではとても残念。
世の中の女性の皆さま、林氏の発言にめげることはありません。チョコレートを貰う立場としては愛する人が時間と手間と思いを込めて作ってくれた「劣化したチョコレート」はどんな高級なチョコレートよりも嬉しく美味しいのは間違いありません。
ぜひ、来年も一生懸命「劣化したチョコレート」を愛する人のために作ってあげてください!
ほな!