ノマサラ

書評 「成功している人はなぜ神社に行くのか?」八木龍平著

定期的に訪れる三洋堂書店でこの「成功している人はなぜ神社に行くのか?」が平積みされており、他の本屋でもベストセラーになっているため購入しました。神社は必ず毎月1日には朔詣りで参拝していますし、旅行先でもほぼ神社を訪れます。朱印帳も持っており伊勢神宮を始め出雲大社、熱田神宮など有名な神社から小さな神社まで色々訪れて朱印を集めています。

この「成功している人はなぜ神社に行くのか?」はスピリチャルな側面が強いので合う人と合わない人に大きく別れると思います。神社好きの私でも少しスピリチュアル系に偏りすぎかなと。でも参考になることもありましたので紹介します。

神社での祈り方

1.住所・氏名を伝える
自分が誰かを伝えます。名乗るのは神様への礼儀でもあります。

2.神社にお参りできたことへの感謝を伝え、願いごとを一言お伝えする

「参拝させていただき、感謝申しあげます」などと感謝を伝え、願いごとをひとつだけ伝えます。

3.祝詞とよばれる神道の祈りの言葉を伝える
「はらいたまえ きよめたまえ かむながら まもりたまえ さきわえたまえ」と唱えます。意味は「罪・けがれをとりのぞいてください。神さま、どうぞお守りお導きください」ということ。

 

マインドフルネスになる神社での祝詞

もうひとつ、神社での祝詞を紹介します。それは「六根清浄」(ろっこんしょうじょう)。もともとは仏教用語ですが神道でも広まりました。歩きながら「六根清浄、六根清浄」と唱えましょう。人がいるときは心の中で。

 

自分の産土神にコンタクトを取る方法

産土神(うぶすながみ)さまはあなたのそばにいます。日本人でも、どこの国籍の人でも、生まれつき契約を結んでいます。「産土神さま」と三回唱えれば呼ぶことができます。(ほんまかいな)

 

「問い」をもつと、答えが「世の中から」「偶然のタイミング」で返ってくる

神さまと対話するためには「問い」をもつこと。「見えない世界」にアンテナを立てると、有益な情報に気がつきやすくなります。
本を読む場合は
1.本を読む前に目次をざっと眺める
2.「問い」をつくり、この本を読む問題意識をもつ
3.その「問い」の答えを探しながら、本文を読む

神さまに質問をするというのは、世の中という名の本を、問題意識をもって読むこと。

 

四天王に守護してもらう方法

持国天、増長天、広目天、多聞天(またの名を毘沙門天)の名前を呼んで、どうぞお守りください、とお願いすればOK。

 

著者のオススメ本

『アミ 小さな宇宙人』

『ありがとうの神様』

『アルケミスト』

最後のアルケミストは無人島で一生暮らすことになって本を一冊選ぶならこれを持っていくとのこと。そこまで言われたら読んでみたくなります。

さて、いかがでしたでしょうか。ここに書いたのは比較的わかりやすいことばかりですが、それでもわからない人にはわからない世界だと思います。人間が生きていく根底には仏教、もしくは神道があると考えていますので個人的には参考になることがいくつもありました。もし興味があれば読んでみてはいかがでしょうか。

ほな!

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