ノマサラ

ニューヨークが生んだ伝説「写真家ソール・ライター展」へ行ってきた

ニューヨークが生んだ伝説「写真家ソール・ライター展」が東急文化村のザ・ミュージアムで開催されているのを知り、行ってきました。

 

モノクロからスタートし、途中モノクロからカラーへ変わります。カラーになった1枚目の写真が雪の中に一点の赤い傘が入り込んだ 「傘」という写真で一瞬「この時代にどうやって傘だけ赤くしたのだろう?フォトショップもないのに?」と思ってしまいました。よく見たら雪と建物はもともと白黒なのでモノクロフィルムでもカラーフィルムでも同じというトリック。主催者は観ている人の頭を混乱させるベく、わざとこの並びにしたのでしょうか。他の写真も見応えがありました。ソール・ライターは画家でもあったため、写真の上から絵を描いた作品もあります。これらも素敵な作品で自分も真似してみようかと思っています。

筆者は小学5年生の時に祖父から譲り受けたカメラで撮影をはじめましたので写真歴は33年になります。最近はもっぱらデジタルカメラでの撮影ですがフィルムの写真の良さを改めて実感しました。今回の写真展で学んだ素材やテクニックのキーワードは「傘」「雪」「ヒビ割れ」「パイプ」「ガラス(反射)」「スカーフ」「水滴・露」「見下ろす構図」など。これらを組み合わせたらカッコイイ写真が撮れそうな気がします。

ソールライターからの言葉が壁に書かれていましたので紹介します。

「写真を見る人への写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美を時々提示することだ」

「美術の歴史は色彩の歴史だ。洞窟の壁画にさえ色彩が施されている」

「無視されることは偉大な特権である」

「多くの人は身の回りにある美しい日常に気づく想像力が欠如している」

 

ギャラリーショップではA4サイズのポスターカードが販売されていたので「赤信号」を一枚購入。アクリルの額に入れて飾ったら素敵かな。その前に部屋の模様替えをしないと。

 

写真が好きな方や、これから写真を学ぼうと思っている方は必見の「写真家ソール・ライター展」をお見逃しなく。また東急文化村のル・シネマで「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」という映画が上映されていますので時間のある方はぜひどうぞ。

 

「写真家ソール・ライター展」公式サイト

ニューヨークが生んだ伝説「写真家ソール・ライター展」

開催期間
2017/4/29(土・祝)-6/25(日)
*5/9(火)、6/6(火)のみ休館

開館時間
10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

会場
Bunkamura ザ・ミュージアム

ハローダイヤル 03-5777-8600

入館料(消費税込)
一 般 1,400円
大学・高校生 1,000円
中学・小学生 700円
◎学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く)
◎障害者手帳のご提示で割引料金あり。詳細は窓口でお尋ねください。

ほな!

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