ノマサラ

常に進化し続けている日本一のラーメン屋 旨くて唸る名店紹介「空庵」(有松・鴨らぁめん)

旨くて唸る名店紹介シリーズとは・・・
全国各地の美味しいものを食べている筆者の舌をうならせた店のみを紹介するコーナー。値段が高くて美味しいものは世の中にたくさんありますがリーズナブルな値段で満足させてくれる店はそう多くはありません。食べた後に喉が渇かないことも選択基準のひとつ。そういったお店を中心にポツポツ紹介しております。ハードルは相当上げておりますので絶対にハズレはありません。自信を持ってオススメします。

 

今までの人生で一番リピートしているお店が有松にある鴨ら-めんの「空庵」。同い年の気さくな大将が創るら-めんは絶品で、味はもちろん、店の雰囲気、コストパフォマンスなど総合点で日本一のラーメン店だと思います。スープがとにかく美味しく、最後の一滴まで全て飲み干す数少ないラーメン店のひとつ。しっかりダシを取っており塩分濃度が低いため飲み干しても全く喉が渇きません。

 

そして、空庵のらーめんがすごいのは定番メニューでも常に進化し続けていること。メインメニューとなる「鴨はちらーめん」のスープは最初食べたときと微妙に違っていますし、最近は具材が別皿で提供されるようになりました。ラーメン鉢などを乗せる木枠は大将の手作り。DIYまでこなしておられます。


今回訪れた時の具材は下記のとおり

・塩茹もろこし
・ズッキーニの糠漬
・アジアなパプリカムース
・ココナッツかましたプチトマト
・クミンな新玉葱
・新生姜なキャベツ
・ちょい燻製した鴨砂肝
・椎茸旨味

 

どれも美味しいのですが特に「ココナッツかましたプチトマト」と「新生姜なキャベツ」が絶品。プチトマトはりんごジュースにココナッツリキュールを少し混ぜたものに3日間ほど漬け込んであり、トマトの酸味とりんごのほのかな甘み、ココナッツの香りが絶妙なバランスで融合し口の中で広がります。キャベツは軽い浅漬けになっており、これまた激ウマ。同席した女性曰く、このセットが3皿ぐらいあったら永遠と飲めそうとのこと。

 

しいたけは丁寧に円形にカットされてあります。どんだけ繊細なんだ…。とてもラーメン屋の一品とは思えません。

 

そのほか鴨皮たまごご飯を注文しましたが、口に入れた瞬間にとろけてなくなる鴨皮がウ・マ・い!途中で卵を潰してソース代わりに混ぜて食べると、味がまろやかになります。最後はラーメンのスープをかけてお茶漬けにして食べたら 、もう幸せの局地。

 

これだけ細かい手の込んだ料理を作って果たして、このお値段でいいのか?と思ってしまうほどのクオリティ。自宅から車で40分ほどかかるため、月に1~2回しか行けず、期間が開くと禁断症状が現れます(笑)

特別レシピNO.1の桜えびのたんめんは今年は不漁のため提供されず、それが何とも残念ではありますが、今後夏メニューが出てくるので、それもとっても楽しみ。

過去ブログ

 

今回、大将と話をして9月下旬以降の平日の夜に貸しきって美味しいものをたらふく食べる企画を考えました。その時期に旬の高級食材をふんだんに使ったオリジナル創作料理を味わうプランで会費はその日の仕入れによって変動しますが、8,000~1万円程度。同じ食材の料理を名の知れた高級料亭で食べたらおそらく2〜3倍はくだらないと思います。人数が15名集まったら開催される予定ですので、興味のある方はご一報くださいませ。

 

鴨らーめん専門店 酒楽亭 空庵

住所
愛知県名古屋市緑区武路町122

名鉄『有松駅』から徒歩15分

営業時間
11:30~14:00
18:00~21:00(なくなり次第終了)

定休日
木曜日、第2・3水曜日

席数
17席
(カウンター9席、テーブル8席「2卓」)

完全禁煙

駐車場
有 店舗前に5台

ほな!おおきに!

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