6月頃に長女が学校で「ハロー会計!in名古屋」のちらしをもらってきて、参加してみたいとのこと。算数が得意ではなく「なぜ?」と思いましたが、本人が行きたいというのでその場でWeb予約し先日参加してきました。
「ハロー!会計」とは公認会計士が行う、小・中学生を対象とした無料の会計講座。小学生・中学生に会計の大切さを知ってもらうことを第一の目的としています。今回初めて参加しましたが、2時間半、休憩を挟みつつ飽きることなく楽しめました。
会計士について描いたコミックをもらえたり、講座で使う電卓などのグッズをそのままもらえました。また休憩時間にはおやつがでたり、公認会計士の方が10名ほど常駐していて、すぐ横でアシスタントをしてくれたりとかなり経費がかかっています。
担当してくれた公認会計士の方にどういうビジネスモデルなのか聞いたところ、将来公認会計士になってもらう人を一人でも多く育てるために開催しているとのこと。なので、最後に講習会に申し込まされたり、何かを買わされたりすることはありませんのでご安心ください(笑)
今回の講座は小学6年生が対象で会計の基礎の基礎である「もうけ」について学びました。「もうけ」とは何かということを文化祭の模擬店対決というワークをしながら、わかりやすく教えてくれます。
「もうけ」は売上ー費用で算出されます。費用は変動費と固定費に別れ、販売価格から変動費用を引いたものが限界利益ということを学びました。対決に使われた模擬店は「わたがし」、「焼きそば」、「たこ焼き」、「ポップコーン」の4つ。「たこ焼き」は高級たこを使っていて、「ポップコーン」は有機栽培アーモンドのキャラメルポップコーンという設定。諸経費についてはこの時点ではオープンにされていませんが想像力を働かせて変動費が低い(原価が安い)「わたがし」と「焼きそば」を選ばないと上位へ入れません。
この2つを選んだとしても競争は運的な要素が多分にあり実力では上位に入ることはできません。4位までに入った場合、小学生にはお金や職業にまつわる様々な景品が、保護者にはマカロンがプレゼントされました。残念ながら4位までには入らかったので景品はゲットできず。
今回の講座で長女が果たしてどこまで理解したかはわかりませんがニコニコ楽しそうにしていたので、とりあえず参加して良かったと思います。
公認会計士は医師、弁護士と並んで三大国家資格と言われています。公認会計士の一部の業務はAIに代替されるかもしれませんが、公認会計士自体がAIに代替されることは今後10年ではあり得ません。30年ぐらい経って人間に近いようなAIとロボティクスができたらどうなるかわかりませんが…。勉強ができるなら公認会計士を目指してもいいかもしれません。我が子は絶対に無理ですけど…。未だになぜ参加したいと言ったのかは謎のまま(笑)
「ハロー!会計」の講座は定期的に開催していますので、もし子どもが会計に興味を持ったらぜひ一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
※残念ながらこちらのサイトは未だに常時SSL化されていません。公認会計士の東海会は会計の数字には強くてもITの知識・技術には疎いことがわかりました(笑)
ほな!おおきに!