先日、ゴルフ上級者のKさんと一緒にコースをまわらせていただきました。笹平カントリー倶楽部という結構難易度の高いコース。フェアウェイの幅が狭くOBを連発してしまいスコアは散々ではありましたが色々学びがありました。
ラウンド終了後にKさんから直々にパターとバンカーショットのレクチャーをしていただきました。昨年の12月から今年の8月末までアコーディアでレッスンを受講していましたがパターやバンカーについてはほぼ教えてもらってなかったので我流で練習していましたが、やはりその道の達人に教えてもらうのは大切と思った次第。
今回はパター練習の効果的な練習方法を教えてもらったのでそれをお伝えします。この練習はどこのグリーンでもできるわけではありませんがラウンドが終わってからの空いている時間帯などを狙いましょう。
まずは少し傾斜のあるグリーンを選びます。そして一番下っている場所(一番低い場所)を見極めます。これがとても大事。しゃがんでパターを立てた状態でピンを見るとわかりやすいと思います。プロゴルファーはほぼ全員これをしてからパッティングしています。
体感や目測でわからない場合はiPhoneの角度計測アプリを使うと簡単にわかります。ただし競技ラウンドでは使えませんのでご注意を。無料アプリでも十分計測できますが有料アプリなら広告が出ないなどのメリットがあります。
一番低い位置が特定できたらピンからドライバーの長さ1本分強の所にボールを置きます。そして正反対の位置のほか、同心円状にボールをセットしていきます。反対側も真っ直ぐボールを打てば入りますが傾斜は下りになるため先程より弱い力でボールを転がしましょう。大事なポイントは「カップの反対側30cmに止まる強さで打つこと」。絶対に手前でショートしないように打つことを心がけましょう。
最初に置いた一番低い位置からは真っ直ぐボールを打てばカップに入ります。カップに対して傾斜は上っているのでやや強めに打つ必要があります。そして時計の3時の位置にあるボールは左側が下がっているためカップのやや右側を狙ってボールを転がさなければカップインしません。
逆に9時の位置にあるボールは右側が下がっているためカップのやや左側を狙う必要があります。中間の位置である1〜2時、4〜5時、7〜8時、10〜11時の位置は傾斜が緩くなるためそれぞれ適切な角度と強度を調整する必要があります。
この法則、練習方法を知っているかどうか、そして実践するかどうかでパッティングのスキルは全然違ってきます。もしパターが苦手という方は道具を色々変える前に、この練習をしてみてください。それでもしっくりこない場合はパターの買い替えを検討しましょう。
スポーツには何事も理論がありただがむしゃらに練習するだけでは上手にならないということがゴルフの練習でよくわかりました。他のスポーツと比べて特に差が出るような気がします。コースでの実践を想定して練習しない限り絶対に上手くなりません。
Kさんのアドバイスのおかげでかなり練習に対する思考が進歩しました。「年内には100を切る」という目標まであと2回ぐらいしかチャンスはありませんが達成に向けて近づいたような気がします。
今回の記事がパターが苦手な方の参考になれば幸い!なお、自分のスイングを客観的に見るためには撮影するのが一番手っ取り早い方法。小型の三脚があれば簡単に撮影できますのでぜひお試しください。
アプリはこちらがオススメ。撮影後に簡単に編集できますしスローモーションで見ることもできます。
ほな!おおきに!