2月6日(土)からバレンタインデーの2月14日(日)まで花束大作戦として期間中に愛知・岐阜・三重(滋賀の一部)の名花協組合参加の花屋さんでアンケートに答えるともれなく花束がもらえるフラワーバレンタイン企画を開催しています。
花束大作戦とは、お家時間が増える中「花を飾る事を再認識して欲しい」という花屋さんの思いから始まった企画。花屋さんを応援する企画なのですが、残念ながらその流れがとてもわかりにくいのと、もらっただけで終わってしまっているため次に繋がっていません。
すでにVol.4ということで第4弾なのですがほとんど知られないまま企画が終わっています。今回のサイトを見てもまず何をしていいのかがわかりません。一応、流れは書いてあるのですが、スタートとゴールの一番大切なことが抜けています。
まずスタートは「花屋店頭でアンケート用紙またはスマホからアンケート」と書かれています。すぐ下に「アンケートページへ!」というのがあるためアンケートに答えたら花束がもらえるのかと思ってしまいます。
この企画を教えていただいた方に聞いたら「まずは近くの店を検索して実際に店頭に行ってアンケートに答えないと花束はもらえない」ということ。そしてほとんどのお店では紙の用紙に手書きでアンケートをしてもらい、それをFAXで協会へ送り、それを手打ちでエクセルで集計していて手間がとてつなくかかっている模様。
実際に今回訪れた「熱田園芸」でも「サイトのアンケートは使わず紙のアンケートでお願いします」と言われました。各店舗100束まで受け付けができるとこのとで全店舗ではアンケートの集計は膨大な量になります。
デジタルで集計すればかかる時間は一瞬で人件費もほぼかかりませんが、紙でのアンケートになれば膨大な時間、人件費、通信コストがかかります。今の時代、ほとんどの人がスマホを持っており店頭でQRコードを読み込んでそこのアンケートに答えてもらえばいいだけのこと。
そしてゴールが「自宅で花を飾って楽しむ」で終わってしまっています。最終目的はそこではなく今回のバレンタインデー企画で「花を飾ることを習慣にしてもらい、喜ぶ人を増やすこと、それに伴い花屋の売上が上がること」のはずですがそれが抜け落ちています。
例えば最後には「部屋に飾った花を『#花束大作戦』のハッシュタグをつけSNSにアップしていただいた方の中から抽選で半額で購入できるチケットをプレゼント!」とか、花束を渡す際に次回購入の際に使える割引クーポンを一緒に渡す、花のサブスクリプションの初月無料など、いくつでもリピートを促すアイデアが思いつきます。
しかしながら、現状では花束をただ100束渡すのが目的になっており、なんとも残念。各店舗としては協会から100束分のお金が出るので、ただそれだけで満足していくのかもしれません。
この企画は工夫次第では各家庭に花を飾る習慣を生む大きなチャンスなのですが、ただ花束をもらうだけで終わってしまいそう…。花束を相手にプレゼントするだけでもお客様に喜んではもらえますが、商売っ気がなさすぎるような気がします。マーケティングのプロが協会の中にいないらしいので誰かプロフェッショナルが入れば一気にかわるかもしれません。
とりあえず、東海三県の名花協組合参加の花屋であれば誰でもアンケートを書けば花束がもらえます。紙のアンケートであれば、店舗をハシゴしてもいいですし、デジタルのアンケートでも翌日以降で違う店舗であれば花束をもらうことができます。2月14日(日)まであと一週間ありますので、毎日違う花屋へ立ち寄って家の中をお花でいっぱいにしてみてはいかがでしょうか。
なお、今回は熱田駅からすぐの「熱田園芸」でアンケートをして花束をいただきました。とても愛想のいい店長さん(だと思われる)で、娘と二人で訪れたら一人ずつに花束をプレゼントしてくれました。
花瓶に入っているのは2束分の花束。
ここの店舗は生け花教室用の花材をメインに扱っているとのことで店内には生花はほとんどなかったのでバレンタインデー用の花束を買うには向いていないと思われます。
明日以降、違う店舗をいくつか廻ってアンケートをして花束をもらって来ようと思います。花をもらって嬉しくない女性はおそらくいないので、男性のみなさま、ぜひ下記サイトから近くの花屋を検索して訪れてみてください!
ほな!おおきに!