恋する眩しさと切なさを描いた最高純度のラブストーリー 映画評「花束みたいな恋をした」








年明けから緊急事態宣言が発令され映画館のレイトショーはすべて中止となっていましたが、やっと緊急事態宣言が解けてレイトショーが復活したので先日、菅田将暉と有村架純主演の映画「花束みたいな恋をした」を鑑賞してきました。シン・エヴァンゲリオンもちょうど初日だったため席が空いてたらこちらにしようと思ったのですが20時の回にもかかわらずほぼ満席で一番前の端の席しか空いておらず…。こちらは諦めて後日鑑賞することにして当初予定通り「花束みたいな恋をした」を観てきました。


※画像は公式サイトより
 

スクリーンはやや小さめとはいえ、こちらも満席に近い状態。席は1席ごとに空けることなく、すべて使われていたのでかなり入っていました。ただし女性比率が95%ぐらいで男性ひとりは2,3名。ほとんどが女性同士で時々カップルがいる程度。暗いので気になりませんが明るい場所だったら居心地悪かったかもしれません(笑)

「花束みたいな恋をした」は終電後に偶然出会い、一生忘れられない恋をする二人の5年間の物語。好きな音楽や映画が奇跡のように同じであっという間に恋に落ちる二人を菅田将暉と有村架純が演じています。「恋する眩しさと切なさを描いた最高純度のラブストーリー」というキャッチコピーはまさにぴったり。

有村架純ファンということもありますがおじさんでもキュンキュンしました。若かりし頃、恋はたくさんしましたが、当時、こういう偶然の出会いや趣味や嗜好が同じという女性には残念ながら出くわさず…。結婚してから一人だけ「花束みたいな恋をした」のような女性に出会いましたが、ワタクシはすでに既婚だし年齢が相当離れていたので、この二人のようにはなることなく終わりました。

確かに恋愛なら、こういう出会い方や趣味嗜好が同じというのは理想的ではありますが、いざ結婚となるともっと他に重要なポイントが出てきます。そして恋愛は3年経てばほとんどの場合は冷めてしまいます。この二人は付き合い出した頃は超ラブラブでそのまま結婚の約束もなく同棲し、ダラダラと時間だけが経って生活リズムがすれ違い破局するというありがちなパターン。

結婚前に同棲するのは大賛成ですが、結婚を決めてから同棲しないとこの二人のような状態に陥ります。ワタクシの場合、1年間付き合って入籍する日にちを1年後と決めて、入籍の3ヶ月前から同棲をはじめました。最終確認で一緒に住みましたが特に問題はなく、おかげさまで15年間、幸せに暮らしています。ちなみに妻は本を読まないし趣味もほとんど合わないので、この二人の関係と真逆ですが毎日楽しく過ごしています。

主演の菅田将暉と有村架純の演技が自然で本当に実在するカップルをみているかのよう。幾度となく感情移入して笑ったり思わずホロッときたり。幸せな気分のまま2時間あっという間に過ぎました。


※画像は公式サイトより

鑑賞していた人の男女比率から言っても女性向きではありますが、カップル、特に結婚を約束せずに同棲しているカップルに観てほしい作品。1月29日公開だったのてすが、未だにこれだけ観客が入っていればまだしばらく上映されそうな感じはします。とはいえ、そろそろ終わりに近づいていると思われますので興味を持たれたら早めに観に行くことをオススメします。

イントロダクション(公式サイトより)

「東京ラブストーリー」(1991)、「Mother」(2010)、「最高の離婚」(2013)、「Woman」(2013)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)、「カルテット」(2017)、「anone」(2018)など、常に私たちの心を捉えて離さない多くの連続ドラマを手掛けてきた脚本家・坂元裕二が、2020年の東京を舞台に、今を生きるすべての人へ贈るため書き下ろした最新作。『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』『舟を編む』などの製作陣が手掛ける本作、主役を演じるのは、菅田将暉と有村架純。二人の実力派俳優による〈初のダブル主演〉が実現しました。監督を担うのは、『罪の声』(2020)の土井裕泰。『いま、会いにゆきます』(2004)、『ハナミズキ』(2010)、『映画 ビリギャル』(2015)など多くの大ヒット映画を送り出して来た土井は、ドラマ「カルテット」で坂元裕二と組んで以来、映画では初タッグとなります。

ストーリー(公式サイトより)

東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った 山音麦「やまねむぎ」 (菅田将暉)と 八谷絹「はちや」きぬ (有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。まばゆいほどの煌めきと、胸を締め付ける切なさに包まれた〈恋する月日のすべて〉を、唯一無二の言葉で紡ぐ忘れられない5年間。最高峰のスタッフとキャストが贈る、不滅のラブストーリー誕生!
──これはきっと、私たちの物語。

 

 

ほな!おおきに!

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