小学6年生の次女は料理が大好き。
その次女が先日、ボソッと「簡単だけど面倒くさい料理と、難しいけどラクな料理があるね〜」と。
次女は3年生ぐらいから妻の料理の手伝いを始めました。
最初は包丁を持つのも恐る恐るでしたが、半年ほどで包丁さばきに慣れてきて、今では安心して見てられます。
最近は、自分で献立を考えて、材料を買い出しして、2,3品をすべて一人で作ってくれます。
夏休みの自由研究は、自分で料理を作り、材料や作り方をノートに書いて、五大栄養素を表記して、レシピを作り上げました。
33品まで書き上げたのには、親ながら感心しました。
次女がレシピの参考にしているのは、「平凡な夫婦〜おうち居酒屋〜」というYoutube。
紹介されているのは、おつまみ料理がほとんどなので、お酒を飲みながら食べるには最高。
ワタクシはアルコールは飲みませんが、妻は毎晩、晩酌してるので至福の時間みたい。
先日、次女が「かぼちゃの揚げびたし」を作ってたあとに、「これは簡単だけど面倒くさい」と…。
逆に、圧力鍋で作る料理は、「圧力鍋の取り扱いは難しいけど、料理はラク」とのこと。
そういうことが、わかるようになったのは、成長した証でしょう。
これは料理に限ったことではなく、仕事でも似たようなことは多々あります。
どちらかと言えば、現場作業や単純作業といった決まった手順で業務をこなす、マニュアルワーカーの仕事は「簡単だけど面倒くさい」ことが多いのではないでしょうか。
一方、知識を使って付加価値を提供する、ナレッジワーカーの仕事は「難しいけどラク」なことが多く、収入は圧倒的に後者が多いのは間違いありません。
高度経済成長期に産業や工業が発展したことにより、現代の日本はモノにあふれた社会になりました。
こういった時代に、生き残って行くには「付加価値」が必要になります。
100人に1人のスキルをいくつか掛け合わせることにより、レア人財になることができます。
例えば、料理人は星の数ほどいますが、Youtubeで発信している料理人となると一気に数が減ります。
さらに、自分でレシピを開発し、人に教えられるとなると、さらに減ります。
この3つを掛け合わせるだけで、レアキャラになれることがわかると思います。
今後は、時代に合わせて様々なスキルを常に学びつつ、付加価値を生み出して行けば、楽しくて、お金にも恵まれることになります。
これから社会人になる人は、こういったことを意識して、若いかちから、学びを深めてくださいませ。
ほな!おおきに!