妻の慰労のため娘たちと一緒におうち居酒屋を開店!料理はめちゃ学びが多く最高の教育になります







以前から夏休みに入って、妻が仕事でワタクシが休みの日に妻の慰労のため、おうちでおまかせ居酒屋を開くことを計画していました。そして先日、その日がやってきました。事前に昔に購入した「おつまみ横丁 すぐにおいしい酒の肴185」という本を娘たちに手渡しメニューを選んでもらいました。この本は比較的簡単に美味しい料理ができるのでとってもオススメ。


 

今回、娘たちが選んだのは「野菜ステック」「ちくわきゅうり」「枝豆の醤油煮」「ジャーマンポテト」「たこのガーリックソテー」「ゆで豚のピリ辛ソース」の6品。冷蔵庫の中にある食材を確認し、足りないものをリストにして近くのバローへ買い出しに。

 

枝豆は冷凍のものがあったのでリストには書かなかったのですが、秋田産の枝豆が498円で詰め放題だったので、冷凍より絶対に美味しいということでビニールいっぱい詰め込んでみました。隣のおばちゃんは枝豆を縦に並べて積み重ねてビニールより15cm以上はみ出してました。ツワモノ〜(笑)

 

居酒屋へ行くことを思えば格安なので、タコや豚肉などの食材は国産のちょっといいものを選びました。妻からリクエストがあった甘エビは入荷がなく断念しました。バローは生鮮産品が新鮮でお値打ちなので本当にありがたい。

帰宅後、冷めても問題ないメニューを作り置きすることにしました。まずは買ってきた枝豆の両端をカットする作業からスタート。

 

塩もみで産毛を落とした後、しょうゆを水で割ったダシで3分ほど煮詰めました。このダシを作るのが実は娘たちにとっては難解な工程となりました。レシピには枝豆が200gで計算されているのですが、我が家の枝豆は600gありました。ということはそれぞれ3倍する必要があるのですが、1/3カップ、1/2カップを3倍するのは小6の長女でも難しかったみたいでホワイトボードに説明してやっと理解ができました。

レシピは1人前、もしくは2人前の分量が記載されており、3〜4人前の場合はそれぞれ掛け算をして増やす必要があります。慣れている人なら適当に増やす量がわかりますが、そうでない場合、きっちり計ろうとすると結構たいへん。小学校の算数の勉強にはもってこいだと思いました。妻にこの話をしたら「私、分量計ったことないよ」とのこと。(笑)ある程度はレシピを参考にはするらしいのですが、大さじとか小さじとか使ったことないらしい…。それで毎日美味しい料理ができてるのでなんの問題もありませんが。

続いて、きゅうりを細切りにして「ちくわきゅうり」を作り、ついでに「野菜スティック」を作ってひとまず終了。ラップをして冷蔵庫に入れておきました。

 

居酒屋「みさき」は17時開店のため、それまで自宅から歩いて3分の熱田プールへ。名古屋市内では唯一の屋外のみのプールで料金は大人200円、子供100円とリーズナブル。25mプールと子供用プールしかありませんが水泳の練習をしたり水遊びするにはちょうどいい感じ。16時までここで遊んだ後、帰宅、風呂に入ってさっぱりしてから17時に居酒屋「みさき」開店。

 

冷蔵庫に入れておいたメニューをまず並べて妻に一杯やってもらいました。

 

その間に残りのメニューの「ゆで豚のピリ辛ソース」「ジャーマンポテト」「たこのガーリックソテー」を作りました。「ジャーマンポテト」の玉ねぎは少々炒めすぎて焦げてしまったので、これだけがちょっと失敗だったかな…。

 

今回、要所要所ではワタクシが手助けしましたが、ほぼ娘たちだけですべての料理を作り上げました。ついこの間までヨチヨチしていたのに、ここまで成長したこと思うと感慨深いものがあります。

 

レシピがよくできていることもあり、どれも美味しくできました。食後のデザートはかき氷で締めました。

 

妻は大喜びで「幸せ〜」と言ってくれたので居酒屋「みさき」は大成功。ちなみに店名は娘たちが考案しました。自分たちの名前とワタクシの名前からひと文字ずつ取ったとのこと。なかなかいい店名だと思います。

以前から娘たちは料理をお手伝いしてはいましたが、自分たちだけでメニューを決めて料理を作ったのは今回が初めて。おそらく、とてもいい勉強になったはず。塾へ行って夏期講習で黙々と机に向かって勉強するのも悪くはありませんが、料理をした方がずっと学びが多いような気がしますし、将来役に立つのではないでしょうか。

居酒屋「みさき」は次回は秋頃に開店予定。今度は鍋などの温かい料理が美味しい季節になっているので、また違うメニューで挑みます。

今回、娘たちと料理をして改めて毎日美味しい料理を作ってくれている妻に感謝の気持ちでいっぱいになりました。たまに作るには楽しいばかりでしたが、毎日メニューを考えて食材を買ってきて作るのは本当にたいへんなことだと思います。そういった意味でもこのイベントは定期的に開催して、少しでも妻の負担を減らすとともに妻に感謝して喜んでもらえるようにします。もし、ワタクシと同じような家族構成の方はぜひおうち居酒屋をやってみてください。自分も妻も子供もみんな幸せになりますので!


ほな!おおきに!