今回は、「何を言うかは知性、何を言わないかは品格、どう言うかが人間力」という格言をテーマに、言葉の使い方が私たちの人生にどのように影響を与えるかについて考えてみたいと思います。
この格言はコミニュケーション帝王学の講師でもある鮎永麻琴さんのオンラインコミュニティ「アユラボ」で、話題に上がりました。
何を言うかは知性
これは、ワタクシたちが話す内容が、どれだけ知識や理解を反映しているかを意味します。
例えば、専門的な話題について深く、正確に話すことができれば、聞き手はあなたがその分野に精通していると感じるはず。
しかし、知性は単に情報の量だけでなく、その質にも関係しています。
重要なのは、相手が理解しやすいように、適切な言葉を選んで伝えること。
常に学んで、豊かな知識を得て、それをアウトプットすることが大切。
何を言わないかは品格
これは、言葉を選ぶ際の自制心を表しています。
時には、言葉を抑えることが、最も強力なコミュニケーション手段になることもあります。
不必要な批判や傷つけるような言葉を避け、相手を尊重する態度は、高い品格の証です。
よく言われるのが「正しさより、優しさ」。
自分の正義を振りかざすのは、傲慢でしかありません。
正しさは横において、相手を尊重することが大切ということを学びました。
100%相手が、正しくないとしても、黙って見過ごすことも必要な場合もあります。
また、秘密を守る能力も品格の一部と言えるでしょう。
どう言うかが人間力
これは、言葉の伝え方が、私たちの人間性を如何なく発揮するということ。
同じ言葉でも、その言い方一つで、相手に与える印象は大きく変わります。
優しさ、思いやり、誠実さなど、言葉の背後にある感情や態度が、人間力を形作ります。
では、これらの原則を日常生活にどう活かすか。
まず、知識を深め、常に学び続けることが重要。
また、自分の言葉に責任を持ち、相手の立場を考えながら話すよう心がけましょう。
そして、言葉のトーンや表情、ジェスチャーにも注意を払い、ポジティブな印象を与えるよう努めることが大切。
言葉は、私たちの思考や感情を外界に伝える強力なツールになります。
ジャケットを着るように「会う相手に対して、どのような思いを持って接するのか」を決めてから、会うようにすることを心がけるようにしています。
それを適切に使うことで、人間関係はもちろん、ビジネスや日常生活においても、より良い結果をもたらすことができるでしょう。
今日も素敵な一日を
ほな!おおきに!