昨年は一年間で100本、今年は50本映画を鑑賞する目標を立てて達成することができました。おそらく目標を立てていなければここまでは観られなかったような気がします。来年も引き続きこの目標は掲げる予定。
12月は5連休が取れたこともあり、いつもより多めに鑑賞することができました。今回紹介する「グリーンブック」は映画館で観ようと思っていたのですが上映時間の都合が合わず、気がついたら終わっており映画館での鑑賞を見逃しました。
先日、キャナルリゾートのプライオリティシートを無料で使えるクーポンがあり、BODで映画を観ることができ、ラインナップに「グリーンブック」があったので迷いなくチョイス。
「グリーンブック」は黒人天才ピアニストと運転手として雇われたイタリア系移民のボディガードがツアーを巡る中で人種差別を受けたりしながら様々な葛藤を乗り越えていく実話を元にした物語。
グリーンブックとは
1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。
アカデミー賞を3部門獲得しただけあり、素晴らしい作品で特に終盤のくだりは感動すること間違いなし。様々な社会問題を取り込みつつ、爽やかな後味が残ります。
日本では黒人に対する人種差別を間近で感じることはほとんどありませんが、アメリカなどではまだ日常茶飯事なのでしょう。オバマさんが大統領になるぐらいなので以前よりは減ってきているのでしょうが未だに壁はあるような気がします。人類みな兄弟、平和な世の中が一日も早く来ることを願っています。
「グリーンブック」は今年観た中でストーリーではNO.1の作品。派手なSFXや音楽などはありませんが、「映画っていいな」と思える素晴らしい作品なのでぜひお正月休みに鑑賞してみてください。すでにレンタルが始まっており、Amazonプライム・ビデオなら399円でレンタルできます。
作品概要
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
ほな!おおきに!