3年ほど前に娘の誕生日プレゼントとして購入したニンテンドースイッチ。
さすが任天堂が作ったゲーム機だけあって、コントローラーはじめ、インターフェイスがよくできています。
マリオカート、マリオパーティーは定期的に家族4人で大笑いしながら遊んでいます。
ただ、少し前からマリオカートなどで遊んでいると、ハンドルが思ったように動かなかったり、勝手に曲がっていったりする症状が発生するようになりました
おそらくはアナログジョイスティックが寿命を迎えたのだと思われます。
任天堂に修理を出すと配送料含めて高額な料金と長い時間がかかります。
色々調べたらAmazonなどにパーツだけが販売されており、ちょっとした技術があれば自分で直せることがわかりました。
早速、サクラチェッカーで検索し、やらせレビューがないパーツを注文。
今回購入したのは「Kingtai Nintendo Switch joy-con/Switch Lite対応 ジョイコン 修理パーツ 第四世代 【4個セット】」。
ジョイスティックに被せるかわいいシリコンカバーが付いています。
ただし、この商品にはY字ドライバーが付いていないので、特殊ドライバーを別途購入するか、Y字ドライバー付のセットを購入する必要があります。
我が家はちょうど、他にも特殊なネジの機器を開封する機会があったので、こちらの精密ドライバーセットを購入しました。
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修理パーツと精密ドライバーが揃い、修理しようかと思ったら、長女が「私もスイッチの修理してみたい!」と言い出しました。
機械好きのワタクシのDNAを引き継いだらしく、女の子ながら小さな頃からプラモデルやラジコンに興味があり、過去には一緒にランクルのラジコンを組み上げたこともあります。
なので、特に驚きはしませんでしたが、今回の修理はかなり作業が細かいので、まずはワタクシが1台修理し、注意しなければならないポイントを把握した上で、修理をさせることにしました。
スイッチのコントローラーの外側のケースはY字の特殊なネジが使われているため、普通の+ドライバーでは開きません。
一方、中は+ネジなので、ビットを交換する必要があります。
ジョイスティックを交換するにあたって難しいポイントはリチウムイオンバッテリーの取り外しと本体と繋がっている平型ケーブルの取り外しと取り付けの2点。
まずはY字ドライバーでケースを開けます。
バッテリーはケースにピッタリとハマっているため、ケースオープナーの爪をグッと差し込んでテコの原理で起こさなければなりません。
平型ケーブルは薄く細いので力をかけてねじると、ちぎれる場合がありますので、それだけ注意していれば大丈夫。
ケーブルを留めてあるツメをピンセットで起こしてそっと引き抜き、ジョイスティックのパーツを入れ替え、ケーブルを元の位置に差し込んでツメを畳んで留めれば完了。
コントローラーの右と左で作業工程がやや違いますが、解説書が付いているので、それを見れば誰でもできると思います。
長女は2台修理したら満足したらしく、「残りはおとんに任せた〜」と去っていきました(笑)。
4台のジョイスティックを交換したら本体を起動してスティックの補正を必ずしてください。
スティックの補正手順
1.HOMEメニューの「設定」を選択
2.「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」を選択
3.補正したいスティックを、いずれかの方向に倒し続ける
※本体に取り付けていないJoy-ConおよびProコントローラーを補正する場合は、Aボタンなどを押して接続してから、スティックを操作します。
4.スティックの反応を確認
画面の指示に従い、スティックの反応を確認。動作に異常がある場合は、Xボタンを押して補正。
※Joy-Conを横持ちで使用している場合は、スティックの補正ができません。本体に取り付ける、または縦持ちに変更してから操作します。
5.補正を開始する場合は「補正する」を選択
※補正の必要がない場合は「もどる」を選択
6.画面の指示に従って補正を進める
スティックを三角マークの方向に倒して、マークの色が青色に変わったら、手を放す。これを「右→下→左→上」と繰り返すと、次の画面に進みます。
スティックを外側に大きく倒しながら回す。2~3周ほど回せば完了。
下記の画面が表示されたら補正は完了。
誤った方法で補正をすると、正しく反応しなくなりますのでご注意を。
誤った方法で補正した場合は「手順4」の場面でYボタン(初期設定にもどす)を押して、あらためて補正を行います。
ジョイスティックの修理・交換作業は補正作業を入れて30分ほどで完了。
付属していたわんこの足跡デザインのシリコンカバーを付けてみました。
任天堂に修理依頼したら往復の配送を含めて3週間〜1ヶ月はかかりますので、圧倒的に時間は短くて済みます。
知識と道具があれば、中学2年生の女の子でも修理できるので、ぜひ自分で修理してみてください。
ただし、正規保証の対象外となりますので、その点は承知の上、自己責任でお願いします!
ほな!おおきに!