ノマサラ

オンラインミーティングサービスのZoom、GoogleMeet、FacebookMessengerRoomsを20名以上で比較してみた結果

毎晩21時からベストセラー作家でコンサルタントの美崎栄一郎さんが主催する「空の塾」に参加しています。普段はZoomのオンラインミーティングで全国各地の方々と様々なテーマで勉強会を開催しています。

入会金1万円のみで月額料金は不要という超太っ腹企画。正直、入会しない理由はないほどお得に色んなことを学べており、感謝、感謝。

先日、Zoom以外のオンラインミーティングサービスがどの程度使えるのかを実験するためGoogleMeet、FacebookMessengerRoomsで開催しました。

GoogleMeet

GoogleMeetはGoogleが提供するサービスで2020年9月30日までは時間制限なしで無料で利用することができます。Gmailのアカウントがあれば誰でも参加できます。また特にアプリなどをインストールする必要がなくWebブラウザ上で使えるのもメリットのひとつ。

今回は一人で複数デバイスからの参加含めてのべ25名ほどが参加しました。画面上では3☓6の18名もしくは4☓4の16名が最大表示人数となります。音声を発すると画面に現れて誰かがいなくなります。映ってない方を見ることはできないシステムになっていますので、誰が参加しているかは参加者のアカウントを見るしかありません。

 

Zoomの場合は一画面に映っていない人も画面を切り替えることにより見ることができるので、この点は大きな違いとなります。なので十数名の参加であれば問題ありませんが、それ以上の人数の場合はトークを回したりするのが難しいと思います。

画質、音声は比較的良好でお互い回線速度が速ければ高画質かつ高音質の音声で通話することができます。ただし、今回主催者である美崎さんのMacbookProはなぜか参加者の音声が聞こえず、iPhoneに切り替えての参加となりました。原因は不明ですがブラウザのバージョンなどに起因するのかもしれません。

ワタクシはiMacのChromeとiPad miniで参加しました。iPad miniはアプリで利用することになるのですが、この使い勝手が最悪。多画面にすることができずしかも話している人にスポットライトが当たらずずっと同じ人を固定で映し続けるため使い物になりません。

GoogleMeetで他人数利用の場合はPCブラウザかiPhoneでの利用がおすすめ。そのうちアップデートで改善されるかもしれませんが現状はブラウザでの利用がベスト。

画面レイアウトは「自動」「サイドバー」「スポットライト」「タイル」の4種類。スポットライトは誰かが話す度に画面が切り替わるためかなり疲れます。通常は「タイル」でいいと思われますが、18人を越えると誰かが映らなくなりますので「サイドビュー」モードで確認しながらがいいかもしれません。

 

これがサイドバー表示。ただし、サイドバーを動かすことはできませんので、映ってない人をスライドさせることはできません。

 

参加の承認は最初何名かが入るところまでは主催者が許可する必要がありますが人数が増えると勝手に参加できるようになります。この辺りの判断基準は謎のまま…。ある意味便利ではありますがセキュリティとしては若干不安があるかも。

 

FacebookMessengerRooms

Facebookが先日ローンチしたオンラインサービス。最後発のため期待して実験に参加しました。今回は22名での実験となりました。Facebookの公表では参加人数は50名までとのことですが実際にその人数で使うのは無理なことがわかりました。画面共有は十数名を超えた時点から不可になりましたので、大勢のミーティングではプレゼンもできないことがわかりました。これは大きな発見でしたのでとても勉強になりました。

最大表示人数は15名ですが、画質はかなり落ちます。固まったままの方がいたり…。スマホやタブレットでは最大8名までしか表示されず映っていない人を切り替えることができません。この辺はGoogleMeetよりかなり落ちる感じがしました。スマホやタブレットでは最大8名までなのでそこまでの人数ならいいような気がします。

FacebookMessengerRoomsの魅力の一つがiPhone/Android向けのMessengerアプリから参加すると、顔認識技術を使ったフィルターやエフェクト、ゲーム機能が利用でき友だちとワイワイ楽しめること。今回は全体での実験が終わった後に男女で分かれて部屋を作りそこで会話を楽しんだのですが、男子チームは悪ノリが過ぎて全員でエフェクトかけて遊んでいました。40過ぎのおっさんばかりでめちゃくちゃ盛り上がりました(笑)

 

ひとり、エフェクトの使い方がわからず、シラフの状態で参加することになっていました(笑)

 

その後、使い方がわかり全員でエフェクト使ってガールズバーのようなカオスな部屋に(笑)

 

メリットとしてはFacebookのアカウントにすぐに飛べるのでそのままプロフィールを見たりすることができます。そこから友達申請すればすぐに繋がることができるのは便利かもしれません。

 

音声は比較的状態が良くて、お互い重なった場合でも割とスムースに会話ができます。1対1ならFacebookMessengerRoomsが一番実際の会話に近いような気がします。ただし、ビジネスの会議には向かないこともわかりました。

 

Zoom

3つを比較してわかったことはやはりZoomの使い勝手がずば抜けているということ。画質や音声の安定性、主催者権限の機能の豊富さ(全員をミュートオンにしたりオフにしたりできるなど)、最大表示人数から漏れて映ってない人も画面を切り替えれば見ることができるなど他のサービスにはない機能が備わっています。

Zoomは1対1であれば時間制限なしですが複数人数になると40分間という時間制限がかかりますので、セミナーや複数人数での会議の主催をするのであれば月額約2,000円程度の有料プランが必須となります。

 

まとめ

大人数でミーティングするなら現時点ではZoom一択。ただし有料プランが必須。

無料で4〜5人でミーティングをするならFacebookMessengerRooms

無料で10〜15人でミーティングをするならGoogleMeet。ただしWebブラウザでないとアプリは実質使えません

 

無料でプレゼン資料を使ってセミナーなどをしたいのであれば8名までならFacebookMessengerRoomsでも充分対応できます。それ以上の人数の場合はZoomの有料プランでどうぞ。

これからはオンラインミーティングが当たり前になってきます。おそらく各社ともどんどん機能を充実させてくると思いますので使い勝手は向上することは間違いありません。定期的に色々なサービスを使って、その時点で用途にあったサービスを使っていけばリーズナブルに楽しめるでしょう。

なお、カメラと照明はとても重要なので、ある程度機材に投資をして見栄えを良くすることをオススメします。

オンラインミーティングでどれだけカメラが重要かということがわかる比較記事を書きました!

 

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本日6/2予約開始!!Vロガー必携のデジタルカメラ SONY VLOGCAM ZV-1レビュー 

 

ほな!おおきに!

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