くまモンが来た!このビジネスモデルを考察する







くまモン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、昨日から開催している大九州物産展にくまモンがやってきました。

平日にもかかわらず、11時、2時、4時の3回とも大勢のお客様で賑わいました。

その人気はまだ衰えることがありません。
熱狂的なファンから小さな子どもとそのお母さん達まで
幅広い年齢層に人気があります。

くまモンが来た日は、売り上げが一気に上がります。
まさにくまモンさまさまといったところです。

このくまモンも最初から人気があったわけではありません。
さまざまな試行錯誤をして、今の人気があるのです。
最初は観客数名だったそうです。

着ぐるみも当初は野暮ったいものでしたが、
途中で書いたところ劇的に人気が上がったのです。

その新聞記事がこちら

くまモン

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、このくまもんのビジネスモデルのすごいところが
著作権料などを一切取らないということです。

通常こういったキャラクターを呼ぼうと思うとそれなりの金額がかかってきます。
しかもお金がかかる割にはそんなに集客がないということがほとんどです。

そんな状況の中においてくまモンは圧倒的な集客力を持ち、
なおかつ経費がほとんどかかりません。

熊本県をPRすると言う条件さえ満たせば、
前泊のスタッフの宿泊費と交通費だけしかかかりません。

これは企画担当者にとって大変ありがたいことです。

また、くまモングッズなどを売ってる業者にとっても
ありがたいことだと思われます。

あえて著作権料をフリーにしたことにより
くまモンが爆発的に広がり熊本県は一気に有名になり、
観光客が増えいいことづくめ。

まさに典型的なフリーミアムモデルの成功例です。

まさに与えるものは与えられる、
しかも何倍にもなって返ってくるのです。

人気のくまモンもいつかは飽きられる時が来るでしょうが、
その人気の衰えはゆっくりとしたペースのような気がします。
長年に渡って多くのファンち可愛がってもらえるキャラクターになりそうな気がします。