和歌山のみなべ町で梅収穫ワーケーションプログラムに参加したら、色々学びが深かった




先日、和歌山のみなべ町で梅収穫ワーケーションプログラムに参加してきました。

きっかけは、NewsPicksのゲストスピーカーとして登壇されていたユニリーバの島田由香さんの話がとても素晴らしくて、実際に会いたくなり、何人かに喋ってたら、渋谷のベンチャー企業「SAKURUG」の遠藤氏が「ワタシ知り合いですよ。島田さんが6月に梅収穫ワーケーションプログラムを主催してるのでみなべに行ったら会えると思います」とのことで参加してきました。

スケジュールを確認したら6月20日から一週間ほど都合がつきそうだったので、即申し込みしました。

梅収穫ワーケーションプログラムは、この時期、超絶忙しい梅農家さんの人手不足の解消と、現地でワーケーションしてリフレッシしつつ仕事の効率を上げることを目的として島田さんが立ち上げられました。

交通費や宿泊費は完全自腹で、お手伝いもボランティアですが、なんとのべ130名以上の方が参加しています。

参加者は東京の方が多いようですが、関西圏、東海圏、静岡など、全国各地から集まっていました。

梅収穫ワーケーション1日目

ワタクシは名古屋からの参加になるので、新幹線と特急くろしおを乗り継いで和歌山の南部駅へ。

朝7時過ぎに自宅を出て、到着したのが11時過ぎなので約4時間強の行程になります。

 

なお、東京からは白浜空港までJALが飛んでいるので、名古屋よりも東京の方が圧倒的に早く移動できます。

今回、お世話になった農家さんは「紀州本庄うめよし」さん。

現地までは駅から5km弱あるのでタクシーで移動。

運良く駅に1台停まっていたので、駅に着いてから10分ほどで到着できました。

出迎えてくれたのは社長のお姉さん(後から知ったのですが)で、見た瞬間に「いい人」ということがわかりました。

まずはご挨拶ということで、簡単に自己紹介したところ、なんと前職の松坂屋、それもワタクシが働いていたナゴヤ駅店に催事で販売に来ていたとのこと。

当時の担当者の話題で盛り上がりました。

さらに、妻が結婚する前に勤めていた漬物の大和屋と取引していたということで、またまた盛り上がりました。

今回、ワーケーションプログラムに参加されている農家さんは10軒以上あるのに、うめよしさんに配属になったのは偶然ではないような気がします。

この時点で何か運命めいたものを感じました。

12時からは1時間昼休みなので、その間にドローンを飛ばして周辺を撮影。

数日前までは雨の予報でしたが、曇り空だったので無事撮影することができました。

 

天気予報を確認したら雨は降らないようなので、人生初の地下足袋を履き、着替えを済ませて、まずは梅の選果の作業のお手伝い。

ここでは朝に収穫した地面に落ちていた梅をまず傷んでいるものや葉っぱなど不要なものを取り除く作業を行います。

 

かなり集中力のいる作業ですが、余分なことを考える暇がないので、マインドフルネスになれます。

2月に体験したヴィパッサナー瞑想に近い感覚を覚えました。

選別した梅はコロコロ転がりながら、サイズごとに分けられ、乾燥させます。

ここで仕分けした梅はやや傷んでいるのでジュースやジャムなどの加工品用になります。

 

一方、手でもぎ取った梅は状態がいいので、違う場所で選別ししています。

これらの梅は梅酒を漬けたりするために全国から注文が入り、その注文ごとに仕分けをして発送します。

届ける地域によってかかる時間が違うので、北海道や離島など遠いところは青い梅を、近場は少し熟した少し赤くなった梅を送っているとのこと。

 

2時間ほど作業した後、休憩を挟んで梅を木からもぎとる作業へ。

この日はできるだけ大きな3L、4Lサイズで少し赤くなった梅を採るよう指示を受けました。

その時の注文状況に応じて、青いものだったり、少し小さめだったり、採る梅が変わるとのこと。

もぎとった梅は胸の前にぶら下げたかごに入れていきます。

 

大きめの梅は1個でもかなり重さがあり、何個か採るとずっしりとした感覚が肩に伝わってきます。

ある程度、溜まったらプラスチックのかごへ移動させます。

一箱の半分ぐらいで10kg、持ちてのところまでいっぱいに入れたら20kgになります。

この日はもぎとりをして16時半に終了。

終わって、ほっと一息ついていたら、島田由香さんが挨拶に来てくれました。

リアル対面は、このときが初めて。願いが叶いました!

そして、横にいたのはなんと安倍元首相夫人の昭恵さん。

島田さんから「かの有名な昭恵さんです」と紹介されたのですが、最初、誰かわからず、「どちらの昭恵さんだろう」と考えていたら「昭恵夫人ですよ〜」と言われて、ハッと気づきました(笑)。

島田由香さん、昭恵夫人、うめよしのスタッフの皆さんと記念撮影。

 

この日と翌日は車で10分ほどの場所にある「民宿リッチ」へ宿泊することになっていて、タクシーで移動しなければ…と思っていたら、なんと宿まで送ってくれるとのこと。

しかも、翌日以降の送迎もしてくれるということで、忙しい時期なのに、本当にありがたくて涙がちょちょぎれます。

民宿リッチは広間があり、梅ワーケーションプログラムに参加した人が夜、ここに集います。

初日、20時半からオンライン配信があることは知っていたのですが、18時に夕食を食べてから結構時間があったので、敷いてあった布団につい横になったら、爆睡してしまいました。

気づいたら21時20分を過ぎていて、広間に行ったら誰もおらず…。

普段、仮眠しても20分ほどで目が覚めるのですが、慣れない作業で疲れていたのかもしれません。

明日、もう1日あるので翌日は寝ないように気をつけよう…。

 

梅収穫ワーケーション2日目

この日は朝から雨模様。

「全国晴れ男・晴れ女協会」検定認定の晴れ男のワタクシのパワーでも力足らず…。

とはいっても梅にとっては雨もとっても大切。

今年は雨が少ないため、生育が遅いとのこと。

この日は気温もそこそこあり、蒸し暑い天気となりました。

こういう天候だと梅が一気に大きくなります。

午前中は霧雨に近い雨の中、梅の樹の下に落ちている梅をひたすら拾う作業を行いました。

梅を拾う際には左手にタモ、右手にバトミントンのラケットのような網を持って収穫していきます。

事前にうめよしの方から「今日は一人でピッチャー、キャッチャーしてもらうで〜」と聞いた時は何のことかよくわからなかったのですが、実際にやってみて、その意味がよくわかりました(笑)。

 

これ、考えた人、天才。

タモだけでは梅が増えてくると重たくて動かすのがたいへんなのですが、このラケットがあることにより、タモに溜まっても、ポンポンと梅を入れていくことができます。

ある程度、タモに溜まったら、プラ製のバケツに移動させます。

 

このバケツが一杯になったらプラコンテナに移します。

プラコンテナは半分で10kg、持ち手のところまで入れると20kgになります。

20kgになるとかなりの重量になるので、女性が持ち上げるにはちょっとたいへんかな。

その後は、木にぶら下がっている大きめの青い梅をもぎとる作業をして午前中は終了。

雨カッパを着ていましたが、中までずくずく…。

気温が高いので寒くはなく、不快感は思ったほどありません。

お昼は、お弁当を用意してもらった上に、社長のお母様の手料理までいただきました。

採れたてのいんげんの天ぷらは最高に美味しくて唸りました。

旬のお野菜をいただくのは最高の贅沢。

手作りの甘酒もいただき、こちらは腸活にめっちゃ良さそう。

ありがたい、ありがたい。

午後は赤紫蘇を栽培している畑に生えてきている雑草を抜く作業を行いました。

最近は、赤紫蘇を作る農家が減っているらしく、国産でほぼ農薬を使わない赤紫蘇は貴重とのこと。

ただし、雑草がすごくて、これを抜くのがたいへん。

雨が降ってかなり土が柔らかくなっているにも関わらず、雑草の種類によっては全体重をかけないと抜けないものがありました。

 

何とか、一畝分の雑草を抜くお手伝いができましたが、まだまだ雑草の生えた畝は残っていました。

【ビフォアー】

 

【アフター】

 

午後は雨脚が強まり、土砂降りになりましたが、これもまた経験。

16時過ぎに終了し、この日も民宿まで送っていただきました。

昨日の失敗を避けるべく、夕食の時間を1時間遅い19時にしてもらい、お風呂に入った後、20分タイマーをかけて仮眠し、無事起きることができました。

19時から夕食を食べていたら島田さんたちがやってきて、一緒に食べつつ、ゆっくりと色々お話しました。

20時半からは毎晩開催されているFacebookライブでの発信に参加できました。

配信は30分で終了し、その後は解散。

部屋に戻ってから、ルーチンの作業をして早めに就寝しました。

民宿リッチは施設がかなり古いのと、国道沿いに立っているため車の音がかなり気になります。

HSPのワタクシにとっては、この騒音は耐えられず、寝る時は耳栓をしていました。

内風呂は温泉が引かれているのと、料理は美味しくてボリュームがあるので、施設の古さや音が気にならない方なら、いいかもしれません。
※写真に写っている以外にも鶏の唐揚げなど、あと2,3品目ありました。

 

梅収穫ワーケーション3日目

この日も宿までお迎えに来ていただきました。

宿から農園までの移動中は若干、パラパラと雨が降っていましたが、晴れ男のパワーが発揮されスタートの8時にはすっかり止みました。

最終日は午前中のみの参加となります。

この日も梅拾いからスタート。

毎日、大量の梅が地面に張ったネットの上に落ちるので梅拾いを1日たりとも休むことはできません。

もちろん、スタッフの皆さんは交代でお休みは取っておられるようですが、社長をはじめ、運営している人たちは気が休まることはないような気がします。

こういった農家の方々のおかげで美味しい梅干しや梅酒、梅ジュースなどをいただくことができるのだと改めて実感しました。

11時過ぎに、プラコンテナを椅子にしてみんなで休憩をしつつ、おやつをいただきましたが、晴れてきて、とっても幸せな気分に浸れました。

 

この日は動画撮影のクルーが来られていて、収穫作業を撮っておられました。

 

ワタクシ自身も、スチルや動画の撮影をするので、機材などに興味津々。

カメラマンの男性とFacebookで繋がりましたので、今後、新たな展開があるかもしれません。

12時過ぎに終了し、無事、3日間の収穫のお手伝いが終わりました。

 

病気や怪我をすることなく終われてホッと一安心。

何度となく木に頭をぶつけましたが、帽子を被っていたおかげで大事には至らず。

梅収穫には帽子と長靴、アームカバー、高性能のレインコートが必須アイテムということがわかりました。

思ったほど、蚊はおらず、虫除けスプレーはしていたものの、一度も刺されることなく終えることができました。

ムカデが出ると聞いていたので、刺された時のために電気カイロを持参したのですが、おかげさまで使うことなく終わりました。

蚊や蜂、ムカデに刺された場合はすぐドライヤーやカイロで温めたら毒素が無効化するという話

 

今回、天候は初日の曇り空から始まり、二日目の午前中の小雨、午後の土砂降り、3日目の晴れと様々な天気を体験することができました。

肉体的には曇り空がベストですが、梅にとっては晴れか雨がバランスよく来るのがベスト。

炎天下よりは雨の方が身体的には楽なような気がしました。

最終日もお弁当とお母様の手料理をいただき、ありがたい限り。

お礼がてら、社長とお姉さん、ご両親のプロフィール写真を撮影させていただきました。

その後、少し時間があったので、再度、ドローンで周囲を撮影。

AIのナレーションを重ねて編集してみました。


この日は白浜にある「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」へ宿泊することになっていました。

最寄り駅の南部駅まで送ってくれるだけでもありがたかったのですが、なんと社長自ら、白浜まで送ってくれるとのこと。

猫の手も借りたいほど忙しい時期なのに…嬉しくて涙がちょちょぎれます。

みなべの方々は、みんないい人たちばかりと聞いていたのですが、まさにその通りでした。

社長はじめ、会長、お姉さん、その他の皆さんも本当に親切で気持ちよく働くことができました。

ワタクシ自身、運はめちゃくちゃいいので、いい農家さんに当たるだろうとは思っていましたが、予想を遥かに超えていました。

白浜までの約30分ほどのドライブで社長から色々な話を聞いて、とても勉強になりました。

14時過ぎにホテルに到着し、梅収穫ワーケーションはひとまず終了。

島田由香さんに会いたいという動機で参加したのですが、自分にとって、ものすごい価値がありました。

交通費、宿泊費はすべて自腹で、収穫作業はボランティアなので金銭的には結構な負担ではありますが、使った金額以上の価値があり、本当に参加して良かった。

梅収穫ワーケーションプログラムは今年が初めてのチャレンジで、来年開催されるかどうかはわかりませんが、もし開催されるのであれば、またぜひ参加したいと思います。

もちろん、農家さんは紀州本庄うめよしさん指名で(^^)

来年は長女の受験も終わっているので、家族でうめよしさんに寄りつつ、白浜に行きたいと思います。

山西社長はじめ、皆さま本当にお世話になりました。

梅収穫のきっかけを作っていただいた、島田由香さんにも感謝!

そして、この情報を提供してくれたSAKURUGの遠藤さんにも厚く御礼申しあげます。

色んな方に、親切にしてもらい、本当に幸せな4日間を過ごせました!!

 

なお、最終日に宿泊した「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」はめっちゃ良かったので、白浜で泊まるのであれば、超絶オススメいたします!

白浜のリゾートホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」レビュー

 

そして、このホテルの近くにある「みゆき寿司」もめっちゃ美味しいので超オススメ!特にイクラ軍艦がヤバウマなので、ぜひ!

口の中で弾けるイクラ軍艦が絶品!美味しくて唸る名店紹介「みゆき寿司」(寿司・和歌山県白浜)

 

ほな!おおきに!

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