DJI Mavic3を手に入れ、旅先で空撮しています。
コントローラーのモニターは当初、iPhoneSEを使っていましたが、画面が小さく視認性が良くないので、iPadminiを使うことにしました。
アタッチメントを付けることにより、iPadminiやiPadAirなどをモニターとして利用することができます。
iPadminiのサイズがあれば詳細に映像などを確認することができますし、撮影のボタンも押しやすくて最高。
ただし、以前、炎天下で飛ばしていたところ、iPadminiの画面がカクカクしはじめました。
どうやら、直射日光によりiPadminiが熱くなり過ぎ、熱暴走しかけた模様。
慌てて日陰に入り、何とかMavic3は無事帰還しましたが、かなりヤバかった…。
撮影現場に木陰があればいいのですが、全くない状況も考えられます。
色々、調べたところ、空冷ファンで冷やす方法や冷えピタを貼る方法などがありましたが、一番効果的な遮光フードを自作することにしました。
マイカーの車載マウントには熱暴走対策としてプラ版で覆いを付けています。
これはただ、プラ板を切って貼っただけですが、Mavic3用のモニターに取り付けるためには本体に、固定できる形にする必要があります。
まずは1mmプラ板を購入。
iPadminiの横幅のサイズを測り、上面、側面からの日光を遮れるデザインに切り取りました。
デザインの参考にしたのはDellのモニターの遮光フードの形。
プラ板のカットは専用のプラスチックカッターを使います。
遮光フードは長方形2つ、三角形2つで構成し、それを立体的に組み立てます。
ヒンジ部分は透明のビニールテープで接続。
三角形部分を固定させるためにマジックテープを左右一箇所ずつ取り付けました。
横幅は電源スイッチをオンオフするため、やや幅を広く取っています。
右側面にはUSB-Cコネクタを接続するための穴を空けてあります。
製作は構想、図面の作成も含めて30分ほどで完成しました。
iPadminiに取り付けてみたところ、とってもいい感じ。
使わない時は折りたたんでMavic3の収納ケースに入るので、持ち運びにもとっても便利。
我ながら、いきなり作ったにしては上出来。
先日、晴天の日に実際に屋外で使ってみましたが、全く熱くなることなく、安定して飛行ができました。
そして、モニター画面がめちゃくちゃ見やすくなりました。
これが一番のメリットかもしれません。
プラ板はとりあえず、ホワイトのままですが、さらに遮光率を高めるのであれば、ブラックに塗装してもいいかもしれません。
いまのところ、ホワイトでも十分なので、しばらくはこのまま使うつもり。
夏場の炎天下でドローンを飛ばしている際にモニターとして使っているiPhoneやiPadが熱暴走しかけた方は、ぜひ遮光フードを作ってみてはいかがでしょうか。
ほな!おおきに!