本格的に写真を撮影する時は一眼レフデジカメのCanon6Dを使っています。ただし、フルサイズ機としては軽量ではあるものの、レンズを含めると軽く1kgは超えます。仕事の行き帰りやちょっとした外出のときはさすがに持っていくのがはばかられます。最近はiPhoneでもそれなりに綺麗な写真を撮れるようになりましたが、ボケ味はやはりフルサイズには敵いません。
ブログに載せるとその差は一目瞭然。普段の何気ない撮影でも、もっとフォトジェニックな写真が撮りたいと思いはじめ、コンパクトデジカメでボケが綺麗なカメラを探し始めました。
定番はSONYのRX100シリーズ。RX100 Mark IIIは性能と価格のバランスが良く、サブカメラとして使っているプロの方も多く、定評があります。ただし画素は1インチなのでAPS-Cと比較するとややボケ味が物足りないのも事実。かといってAPS-Cサイズになると一気にサイズが大きくなり、重たくなります。
そんな中、CanonからAPS-Cサイズの素子でありながら超軽量、コンパクトなデジカメ「PowerShot G1 X Mark III」が発表されました。発売は11月下旬ですが、キヤノンギャラリー名古屋でデモ機が展示してありましたので、触ってきました。
質感は高く、コンパクトデジカメの中でも上位に入ります。
液晶は高精細で綺麗。大きさも十分。
バリアングルモニターを搭載しており使い勝手が向上しています。
電源オンでレンズが飛び出した時と、電源OFFでレンズが収納した状態。
APS-C素子を使っているとは思えない小ささ。G1 X Mark IIと比べてセンサーの大型化やEVFの内蔵など多彩な進化を実現しながらも、約154gの軽量化と約14.8mmの薄型化を達成しており、持ってもその軽さを体感できます。
見た目のサイズ感や重さはPowerShot G5 X とほぼ同じ。やや厚みがあるのとEVFファインダーが大きくなった程度。
EVFファインダーも綺麗だし、操作性もキビキビしており、かなり気に入りました。ただし、レンズがやや暗く、特に望遠域だと開放F値が5.6まで落ちてしまいます。この点だけが気になりました。単焦点でもいいので、少し大口径のレンズの方が良かったかもしれません。そうなると「FUJIFILM X100F」を買えばいい話なのですが。
その他、1インチサイズの素子にはなりますが「PowerShot G7 X Mark II」はレンズも明るく、サイズも一回り小さいので、これも魅力的。Bluetoothでは繋がらないので、その点はマイナス。
サブカメラの予算は10万円以内。さて、どのカメラを買おうか大いに悩んでおります。ボーナスまでもう少しコンデジ選びを楽しみます。
ほな!