東京で開催された【ててて見本市】に行ってきた







先日東京の東雲(しののめ)駅近くで開催された【ててて見本市】へ行ってきました。ギフトショーとExtraPreview、2つの展示会への訪問に加えて今回初めての訪問。

【ててて見本市】とは・・・HPより抜粋

古今の素材や技術と向き合いながら、創意工夫を加え、手や道具や機械を使って、丁寧に仕上げる。今の時代にしかるべきかたちで、<中量生産>される『手工業品』。
そんな『手工業品』を軸足にして、これからの『作り手』『伝え手』『使い手』のあり方を一緒に考え、三つの『て』を繋いでいく活動が【ててて協働組合】です。その【ててて協同組合】の年1回のイベントが【ててて見本市】

【ててて見本市】HP(オシャレですが見にくくて使いにくい)

入場に関しては事前に申し込みが必要となります。事前に情報を知っていたので招待状を受け取れましたがそれが無いと完全にお断りされている様子。たまたま受付で一緒になった方が招待状を持たないまま来たようで丁重にお断りされてました。招待状が必要と言っておきながらも無い場合は「今回だけ特別に・・・」と言うような展示会も多い中しっかり線引している態度には好感を持ちました。それだけ自信があるということでしょう。

【ててて見本市】入場の応募条件は下記の通り

<応募条件>
1.商談会のため一般・学生の方は入場いただけません
2.入場はバイヤー、プレス、デザイナー、ものづくり事業者、ものづくり支援組織等の方に限らせていただきます。
3.団体で来場の場合もお手数ですが1人1人応募ください
4.会場で商品の販売は行っておりません
5.同業者による出展者勧誘、新商品調査はお断りしております

【ててて見本市】会場は2013年3月21日、りんかい線東雲駅に隣接する東雲鉄鋼団地内にコンテンポラリー・アート&フォトの巨大サイトが誕生したTOLOT。TOLOTは印刷製本工場の2階400坪に、8つの巨大なキューブがミニマルに並ぶ美術館級の空間。

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場所はこちら

アクセスは東雲駅改札を左に出て左へまっすぐ歩くと大通りの道路反対側に「ゆで太郎」という麺屋がありますのでそこを右折し真っ直ぐ100mほど進んだ左手にあります。てを◯で囲んだロゴの看板と赤い入口が目印。

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今回は94組の作家の方が出店されております。出展者のレベルは名古屋のクリエイターズマーケットや大阪のアート&手作りバザール、クリーマクラフトパーティーなどと比べると総じてハイレベル。主催者側でかなり出展者を絞り込んでいると思われます。

今回は94組の中の1割ほどの方にお声掛けしました。お一人を除き初めてお会いする方ばかりでしたがどれも素敵な作品でした。特に気に入ったのは鉄のフライパンをはじめキッチン用品などをオシャレかつ機能的にデザインした「FD STYLE」という新潟の燕三条の店舗。

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オンラインストアがあります。
FD STORE

Amazonからも購入できます。

銅を様々な色や形に加工したインテリア雑貨を扱っている「tone」という富山県高岡の店舗も超オシャレで素敵でした。特に緑青が吹いたようなグリーンが綺麗。

tone公式HP

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その他、プラスチックをアートっぽく加工してアクセサリーや雑貨に仕立てた店舗や錫の板を自由に加工して皿や一輪差しにできる店舗など魅力的なものがたくさんありました。

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ギフトショーはどちらかというと大量生産的工業製品寄りの出展者が多いので個人的にはこの【ててて見本市】が一番楽しく仕事にも反映できそうでした。これからの時代はこういった中量生産・本物志向でできる限りほかの人と被らないプロダクトデザインに人気が集まることは間違いありません。その最先端を垣間見れてワクワクしました。

次回は来年の同じ時期のようなので予定を空けておきます。こういった製品に興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

ほな!