高級デジタルミラーレス一眼レフカメラ ニコンZ7実機レビュー







先日、発表になった高級ミラーレス一眼レフカメラニコン Z7。ヨドバシカメラ松坂屋名古屋店に実機が展示されたので早速触ってきました。

サイズはとてもコンパクトで重量も軽く、女性でもラクラク扱えます。首から下げても持ち運ぶ時でも苦にならない重さ。付属のレンズが軽いということもありますが、今までのデジタル一眼レフカメラと比べると圧倒的にサイズも重量もコンパクトになっています。

 

本体の質感は40万円近い価格だけあって高級感がありますが、新マウント対応の付属レンズはプラスチック製で安っぽい。描写性能は高いのかもしれませんが、見た目はせっかくの高級機が台無しになっています。

 

電子ビューファインダーは369万ドットの有機ELパネルを採用しているため、高精細な見えを実現していますが、シャッターを押した後、ブラックアウトする時間が発生します。このブラックアウトは設定で変更できるのかもしれませんが、とてもストレスを感じました。

 

シャッターやダイヤルまわりは以前のニコンのデジタル一眼レフカメラを踏襲しており、ニコンユーザーなら戸惑うことなく操作できるはず。

 

ヨドバシカメラではZ7とZ6の素朴な疑問というQ&A置いてありました。検討している方には参考になるかも。

 

筆者はキヤノンユーザーなので、このZ7を購入する予定は全くありませんし、今後も購入することは99%ありませんが、カメラ好きにとっては新機種が出ると気になり、触らずにはいられません。でも、Z7は全然、感動もなくワクワクしなかったな…。ソニーのα9を触った時はかなり感動しましたが…。

高級ミラーレス一眼レフカメラの性能は現時点でソニーのα9がダントツ。ただし、グリップ感などはイマイチなので、乗り換えるまでには至りません。やはり長年親しんだキヤノンの一眼レフカメラが一番使いやすい。EOS6D mk2はデジタル一眼レフカメラの中では軽量かつコンパクトでグリップ感や操作性は抜群。もう少しするとEOS Rが発売されますが、当分は6Dmk2で行くつもり。EOS Rを実際に触ったら、乗り換える可能性は無きにしもあらずですが…。

カメラ市場で健闘しているのはミラーレスカメラのみ。それ以外のコンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラは厳しい状況にあります。ただし、本格的に写真撮影を楽しむなら、デジタル一眼レフカメラをオススメします。