’17年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当し一躍有名になった田中達也氏の個展「MINIATURE LIFE展」が名古屋栄のテレピアホールで開催されているので遅ればせながら行ってきました。
かなり前から田中達也氏のインスタグラムやFacebookページはフォローしており、そのクオリティの高さと毎日欠かすことなく作り続けておられることに尊敬の念を抱いております。筆者もブログを1,300日間毎日欠かさずアップしていますが、ブログを書くのとミニチュア作品を作るのとは訳が違います。
ミニチュアカレンダースタート当初、2011年の作品は今の作品とは全然レベルが違います。2012年の10月ぐらいから一気にアートっぽくなり、その後もどんどん進化しつづけているのがわかります。何事も積み重ね、継続が大切だということが田中達也氏の作品を観ていてもわかります。
日用品をなにかに見立てて作品を産み出す発想もすごいですが、それを形にすることは本当にたいへんなことでしょう。誰しも、ブロッコリーを見て「木みたいだ」と思うことはありますが、それをジオラマにしようと思いません。それを行動に移して毎日続けている田中達也氏は本当にすごい。
今回、写真だけでなく、実際の作品を多数観ることができて、感動しました。実際に一眼レフカメラのマクロレンズで撮影したら、本当にミニチュアの世界が表現されており、さらに感動に拍車がかかりました。
全作品撮影可能なので、みんなスマホなどで撮影してSNSにアップしまくっています。いつも言っていますが今の時代、来てもらった人に撮影してもらってSNSにアップしてもらうことが一番の宣伝になります。SNSの写真を見ただけでは満足せず、気になった人はまず間違いなく会場に足を運ぶことになります。未だに会場内を撮影禁止にしているイベントの主催者は商売センスゼロと言わざるを得ません。
今回、作品を観て改めて感じたのは、作品の素晴らしさも去ることながらタイトルの付け方が秀逸であること。語呂合わせやダジャレのようなタイトルが付けられていて思わずクスッと笑ってしまいます。タイトルのセンスも天才的でもう感心するばかり。実際に訪れてみて、作品とタイトルの素晴らしさに感動してください。
展覧会では代表作品より写真を100点、作品を30点、合わせて約130点を選りすぐり、実物のミニチュア作品も展示してあり、見応え十分。全部の作品をしっかり観て、写真を撮りながらだと1時間はかかります。
平日木曜日の10時過ぎに訪れましたが、若い女性を中心にすでに大勢の方が来場されていました。男性比率は5%ぐらい。その男性もカップルで来場しており、男性一人は筆者だけでかなり浮いていたかもしれません。もちろん、土日となれば倍以上の客数になり男性おひとりさまもいると思いますので男性だけでも遠慮なく出かけましょう。
会場の前には物販ブースがあり、田中達也氏の作品写真集やクリアファイル、缶バッジ、ポストカード、トートバッグなどが置いてありました。
所々にフォトスポットがありますので、一緒に撮影することもできます。
小さいものが大好きな女性はもちろん、男性のみなさんにもぜひ観ていただきたい展覧会。会期は11月25日(日)まで、残り僅かとなっておりますのでお見逃しなく!
MINIATURE LIFE展
~田中達也 見立ての世界~会期
2018年10月5日(金)~11月25日(日)
10:00~17:00
※最終入場16:30
会期中無休会場
テレピアホール
http://tokai-tv.com/telepia/access.html入場料
中学生以上 1,000円
小学生 500円
※すべて税込、未就学児無料
※小学生以下のお子様のみのご入場は不可展覧会概要
クロワッサンが青空に浮かぶ雲に、ブロッコリーが大きな木に、プリンが南の島に…。
ミニチュア写真家・田中達也は、日常のものを題材にして見立てた写真作品を、2011年から一日も休むことなくインターネット上で発表しています。
その作品世界は、思わずくすっと笑ってしまったり、さすが!と唸ってしまうような楽しいものばかり。なんとSNSのフォロワーは海外を含め140万人を超え、さらに増え続けています。(2018年7月現在)
2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックも担当し、
現在もっとも旬なアーティストとして活躍の場を広げています。
展覧会では、代表作品より写真を100点、作品を30点、合わせて約130点を選りすぐり、実物のミニチュア作品も展覧します。
ほな!おおきに!