親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!を読んでまとめました







認知症専門医の長谷川嘉哉先生が書いた最新刊「親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!」。
近所の本屋ではベストセラーとして入口に平積みされておりました。たまたまベストセラーになったのではなく長谷川先生がサンマーク出版の黒川さんとタッグを組んで戦略をもって出版されたのでベストセラーは当たり前なのかもしれません。

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長谷川先生とは数年前に実際にお会いしました。とある方の講演会の二次会でたまたまお会いしたのですが少し会話しただけで瞬時に「この人すごい。レベルが違うわ」と思ったのを覚えています。立ち振舞から言葉の一つ一つまでレベルが全然違う。お会いするまでは全然存じあげなかったので後日色々検索したところやはりすごい方でした。

認知症専門医でありながら医療法人をいくつも経営されておられます。またPodcastsで「ライフドクター長谷川嘉哉の転ばぬ先の知恵」という番組も配信されてます。認知症のことだけではなく本や美術に関することなどもお話されていて役立つ情報が多く、とても参考になります。

収入も相当あるようですが派手な生活をせずかといって清貧でもなく理想的なライフスタイルを過ごされてます。様々な面において私が尊敬する経営者の一人。

その長谷川先生が本を出されたので早速読んでみました。本当は去年の11月末の発売後すぐに読もうと思っていたのですが仕事が年末ハードスケジュールな上にすでに数冊読むべき本が溜まっていたのでやっと年明けに読了。

ターゲットは40代以降の年配の方に向けとのことですが脳を活性化させるという意味では働き盛りの世代にも十分役立つ内容。読み物としてもたいへん面白いので読む価値は十分あります。

改めて認識したのは「親ゆびってめっちゃ重要。使わないと何にもできない」ということ。日常生活を思い返したときに親ゆびを使わないとほとんどの動作が不可能。つかむ・きる・むすぶ・はめる・ひねる・まわす・めくるなどの動作は必ず親ゆびが必要になってきます。今まであまり意識したことはなかったのでこれにはハッとされられました。

例えばペットボトルを飲む動作も親指を使わないとまず無理。ボトルを握ってキャップをつまむ、そして回してあけて傾けるという全ての作業は親指を使わないとできません。

親ゆびが発達しているおかげで人間は生物の中で圧倒的に進化したんだということもわかりました。サルとの大きな差はここ。サルは親指を含めた全ての指が同じ方向を向いていますが人間は対立しているため複雑な作業ができ脳が発達しました。

ただ現代社会においては生活がどんどん便利になり親ゆびを使う機会が減っています。料理は包丁を使わなくてもできるようになってきていますし、掃除はルンバがしてくれる家庭もあります。それ以外でもどんどん機械化され本来人間が持っていた能力が失われつつあります。それを少しでも改善し脳を若返らせるには親ゆびを刺激すればいい!ということを今回長谷川先生に教えていただきました。

具体的に親ゆびを刺激すると9つの効果があります
・認知症を予防する
・健康寿命が長くなる
・気力、やる気が湧く
・怒り、イライラが消える
・記憶力がアップする
・安眠できる
・冷え性が解消される
・日常生活の運動機能が上がる
・血圧が安定する

どれもいいことばかり。これらが親ゆびを刺激するだけで改善するなら絶対やった方がいい。本の後半では実際の親ゆび運動法が記載されております。それぞれ図解されていますし簡単な動作ばかりですのでどなたでも手軽にできます。ただしその中のいくつかは最初慣れてないと動作を間違えたり、もたついたりしました。何回か繰り返すとスムースにできるようになり、しっかりと脳が活性化された感じがします。

親ゆび運動する際のポイントは姿勢を正し、どの関節を曲げ伸ばししているか意識をすること。そして每日繰り返し行うこと。第一関節の曲げ伸ばし、根本から曲げ伸ばし、各指の腹部分と順番に合わせていく、握ったり広げたりなど6つの運動法が掲載されています。これらの運動法については文章で説明するのは難しいので実際に本を取って見ていただくのがいいかと思います。

両親は70歳を過ぎましたのでそろそろ認知症にも注意していかねばと。今のところは全く問題ないですが予防は大切かなと。なってからでは遅いですから。次回実家に帰った時にこの運動を教えたいと思います。

話は少しずれますがPCの文字入力の方法は親指シフト。親指を使うことによりローマ字入力の1.7倍の速度で入力ができるとともにものすごくラクに文字入力ができます。著名人では勝間和代さんや姫野カオルコさんほか文章を書く職業の方を中心に圧倒的な支持を得ています。いかんせん最初のハードルが結構高いのであまり普及しておりません。親指シフターは全体の2%弱だと言われています。

私は2年前に切り替えました。切り替えて10日ぐらいはヨチヨチ歩き状態が続きどうにもなりませんでしたが3週間で何とかそこそこ打てるようになりました。事前に下調べしていてラクに打てるイメージができていたので挫折せずに乗り越えることができました。今となってはもうローマ字入力はパタパタ打たないといけないのでしんどすぎてツライ。親指シフトにして本当に良かったと心から思います。文字入力は圧倒的に早くなり思考と文字入力が直結するようになりました。以前ローマ字入力も相当な速さでしたがさらに磨きがかかりました。何よりいちいち頭のなかでローマ字変換しなくていいのは本当にラク。

さらに今回のこの本を読んでローマ字入力より圧倒的に親ゆびを刺激するので脳にも良いことが判明。親指シフトを多くの方々が使うようになれば早くラクに文字が打ててなおかつ親指を刺激して脳が若返って言うことなし。一度覚えたら一生レバレッジが効きます。ぜひ親指シフトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

過去記事
親指シフトにして2年が過ぎた結果

導入の際に参考にしたものくろぼっくすのブログ
親指シフトまとめ

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ほな!