定期的に参加している朝活ネットワーク名古屋。今回は様々なビジネスを手がけられている俣野成敏さんが登壇されるとのことで楽しみにしていました。事前に最新著書の「トップ1%の人だけが知っている最高のマネープラン」を読んでからいくつか質問を投げかけてから朝活に参加しました。
まずは俣野さんが自己紹介とクワドラントの話をされました。以前からこの立ち位置についてはある程度理解していましたが説明がとてもわかりやすく、それぞれの違いが明確にわかりました。
クワドラントの左側は自分の時間を使って稼ぎ、右側は自分の時間を使わずにお金の置き場所を変えて稼ぐスタイルになります。左上の「Employee」のサラリーマンであるならまずは左下「Self Employed」を複業でプラスすることから始めることをオススメされていました。いきなり法人化するのではなくまずは個人事業主から始めることが肝心。一定期間内の利益と損失を相殺損益通算が利用できるので損失が出た場合は税金が免除されるのがメリット。脱サラの分岐点はE<Sになりそれがしばらく継続された時になります。
次は「Investor」としての兼業投資家になること。修行期間は時間をかけますが、それ以降は時間をかけてはいけません。労働時間はゼロで稼ぎがあるのがこのクワドラント。
マネジメントが得意であれば「Bussness Owner」がオススメ。4つのクワドラントの中では一番リターン率が大きくメリットが大きいポジション。立ち上げ期間以外は時間をかけないということが肝心になります。
これらを組み合わせていけば経済的自由な生き方ができるようになります。分岐点は不労所得>生活費が実現できた時になります。俣野さん自身は一日3時間ぐらいしか働いていないとのこと。
ビジネスにチャレンジするコツはいい反応があったものだけドアを空けて力をかけること。チャンスだと思っても反応が悪かったら辞める勇気を持つことが大切。また事業を始めるときはまず最初に撤退条件を先に決めておくこと。うまく行かなかった場合でも軽傷で済みます。サンク・コストを早めに取れるかどうかで傷口の大きさが違ってきます。
ここまでが俣野さんからのお話になりました。以降は質問に対して答えてくれました。私の質問と回答だけ掲載します。
Q:お金と時間が自由になるための近道は?
A:まずはエクセルなどで「欲」と「恐怖」を対比させたリストを作ってみると自分の行きたい方向、目指したい方向がわかってきます。5W1Hで考えるといいでしょう。人間は「欲」と「恐怖」でしか動けません。なお、目標は3〜5年後ぐらいを目処にしましょう。近すぎても遠すぎてもうまくいきません。
今までにやりたいことリストを作ってはいましたが、「欲」と「恐怖」を対比させたことはなかったので新たにチャレンジしてみます。
Q:家計簿をつけるのにオススメのアプリやサービスは?
A:「おカネレコ」「Zaim」がオススメ。どちらも基本機能だけであれば無料。「おカネレコ」はクラウド機能など便利な機能をフルに使うのであれば年間3,000円(月額280円)、同様に「Zaim」は年間4,800円(月額400円)になります。記録は発生主義で支払いをした時に必ずつけること。2〜3ヶ月続けると月々の支出が把握できます。
とりあえず両方のアプリを入れて使ってみるつもり。ひとまずインストールしてみました。しばらくは使い比べてみます。
Q:成功者はおカネは使わないと入ってこないと言いますが、これについてどう思われますか?ホリエモンやキンコンの西野さんは貯金はするなと言ってますがどう思われますか?
A:両者に共通するのは自分に投資するのが一番リターンが大きいと考えているということ。贅沢をするというのではなく自己投資や事業などに投資すれば何倍ものリターンが得られるのになぜ貯金なんかするのかということだと思います。自己投資はハズレを引くこともありますが、ハズレを経験することでダメなものを見極められるようになります。
成功するためには「居心地の悪い環境」に自分を置くことも大切。「居心地のいい環境」は楽だけど成長しません。
なるほど、真意がよくわかりました。他人にお金を預けるより自分に使った方がリターンが良いというのなんとなくわかります。
Q:年利4〜5%で運用するのに適した投資先は?
A:現在の日本国内ではこの金利を得るのはまず不可能。海外の保険にお金を預けるのがいいと思います。投資情報は玉石混交なのでその中からきちんとした情報を掴むことが肝心。正しい情報を選ぶためには基準値を知ること、相場観を把握することが大切。
種銭を作って複利で運用することが大切だということはわかっていますが、なかなか実践できないないので海外保険について調べてみます。
Q:これからの日本は人口減少、少子高齢社会で厳しい状態が続くことが予想されます。ジム・ロジャーズさんは早く海外へ移住せよと言っていますが、移住するならどこがオススメですか?また俣野さん自身は海外移住を考えられていますか?
A:日本が好きなのでできるだけ日本で頑張りたいと思ってはいますがオプションとしては海外移住も視野に入れています。移住するならフィリピンのダバオがオススメ。海外に移住する際の条件は「治安がいいこと」「水が綺麗なこと」「食事が美味しいこと」「親日国であること」でしょうか。もし海外旅行した際は現地のスーパーや不動産屋を見てまわると勉強になります。
マレーシアは友人が住んでいることもあり候補地としていますが、フィリピンのダバオは初耳だったので色々調べてみます。一度、旅行がてら現地視察に行ってみようかな…。
その他の方も色々質問されていてためになることがたくさんありました。俣野さんの話し方はとても穏やかでわかりやすく頭にスッと入ってきます。「あの〜」「えっと〜」などの余分語を全く使われなかったので、頭の回転が速いのと余程訓練されているのだと思います。なお、11月16日(土)13時30分〜名古屋で【実例紹介セミナー】老後までに2000万円をつくる具体策がありますので興味のある方は申し込まれてはいかがでしょうか。
約1時間半でしたが、とても役に立つ情報を得ることができました。人生、お金が全てではないですが、無いよりはあった方がいいのは間違いありません。今日聴いたことのうちいくつかは必ず実践して活用します!
ほな!おおきに!