先日、ささしまグローバルゲート3Fガレージ名古屋で開催されている「バンクシーって誰?展」へ行ってきました。
以前、WeWorkへ打ち合わせに行ったら大きな看板があり、その時はじめて開催しているのを知りました。
昨年、東京の寺田倉庫で開催されているのは知っていたのですが、名古屋へ巡回してきているのは全く知らず…。
そのときは時間がなかったので、時を改めて先日訪れてきました。
バンクシー展の見どころ
世界中に分散するバンクシーのストリート・アート。
その代表作品を選りすぐって、テレビスタジオの舞台美術チームが、美術館とは異なる会場空間でリアルサイズに再現。
バンクシーのストリート作品を見るために世界一周の旅へ出なくとも、活動の3大地域と言われるヨーロッパ、アメリカ、そして中東の街並みをこの会場で体感できます。
故郷イギリスのブリストルからロンドン、映画にもなったニューヨークでの活動や自主企画で一世を風靡したロサンゼルス、そして幾度も訪れては作品を残し続けている中東。
映画のセットのようなリアルな街並みを会場に出現させ、全面撮影OKの新感覚没入型展示を創出。
実際に訪れてみましたが、かなりリアルでよくできていました。
入場料が平日2,200円、土日2,400円と結構高めですが、昨年開催されたバンクシー展もそこそこお値段したので、それだけ価値があるということでしょう。
今回の美術展は絵画は少なめですが、作品がリアルなセットとして展示されており、見ごたえは十分。
また、一部の作品を除いて写真撮影が可能なので、その点も好感が持てます。
今の時代、全作品撮影禁止はマーケティングの観点としては時代遅れ。
主催者の勉強不足としか言いようがありません。
写真でおおよその雰囲気は伝わりますが、その場の臨場感は絶対に写真だけでは味わえません。
SNSなどで投稿されているのを見て興味を持てば、必ず会場へ足を運ぶことになります。
実際、会場内は若い女性が多く、男女比は8:2ぐらい。
これはおそらくInstagramなどのSNSを頻繁に利用している層と重なります。
あと音声ガイドが中村倫也さんだったので彼のファンが来ているのかもしれません。
バンクシーって誰?展 概要
体感せよ! 街角ストリートのバンクシー。
“壁に絵を描く”という行為に、人類は先史以来、魅了されてきました。
学校の教科書で目にする洞窟壁画はアートの始まりであり、祖先の高い表現能力を示す芸術です。
その痕跡は、数万年前のものとは思えないほど自由そのものです。
そのような絵をハッと思い出させてくれるのが、現代のストリートで表現を続けるアート界の異端児“バンクシー” 。
2018年に、少女と赤い風船を描いた作品が高額落札されるや、額に仕込まれたシュレッダーで突如細断。
瞬く間に世界中で報道され、話題をさらいました。
日本では、バンクシー作品と思われるネズミの絵が発見されると、大手メディアやSNSで拡散、認知度が上がりました。
しかし創作活動の全貌や動機など、その真相が分かる者は依然少なく、謎に包まれた存在です。
本展は、世界各都市を巡回し人気を博した「ジ・アート・オブ・バンクシー展」の傑作群を、日本オリジナルの切り口で紹介する意欲的な展覧会。
プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品の展示に加え、活動の主戦場である“ストリート” に焦点を当て、テレビ局ならではの街並み再現展示で没入空間を体感していただきます。
―― それはまるで“映画のセット”。
ストリート・アーティストの先人であり、現代アートの巨匠でもあるヘリングやバスキアの次世代として、いま世界で最も注目を集める時代の先駆者“バンクシー”。
その活動の意味を、幅広い世代に楽しく理解していただける貴重な機会となります!
会場
グローバルゲート ガレージ名古屋
(グローバルゲート3Fガレージ名古屋&1Fアトリウム)
〒453-6101 名古屋市中村区平池町4丁目60-12
アクセス
・あおなみ線「ささしまライブ駅」直結
・名鉄「名古屋駅」中央改札口から徒歩15分
・名鉄バス(ささしまウェルカムバス)名古屋駅「ミッドランドスクエア前」から「ささしまライブ」まで約4分 ※土日祝は運休、平日のみ運行
会期
2021年12月19日(日)〜2022年3月27日(日)
【開館時間】
10:00~18:00
金・土は20:00まで
※2022.1.22(土)17時まで
※最終入場は閉館時間の30分前
なお、グローバルゲートの2階にあるインテリアショップ「インテリアエッセンス」がめっちゃオシャレで素敵なので、ぜひ訪れてみてください。
ほな!おおきに!