先日、松坂屋美術館で開催中の「白洲次郎生誕120周年記念特別展 白洲次郎・白洲正子ー武相荘折々のくらし」へ行ってきました。
英国流のマナーと教養を身につけ、プリンシプルを生涯の信条として第2次世界大戦後、 日本の復興に尽力した白洲 次郎。
幼少期から能を通して古典芸能に親しみ、 きものや骨董を愛し、随筆家として多彩な活躍をした白洲正子。
お互いに一目惚れして結婚した次郎と正子はパートナーを尊重し、日々を大切に暮らしました。
次郎と正子は吉田茂や小林秀雄、 青山二郎など同時代に活躍した様々な人と交流を重ねていきました。
その生き方は現 在も多くの人の共感を呼び、 影響を与え続けています。
この展覧会では、ふたりが移り住み、 生涯暮らした武相荘 (東京都町田市) での家族の暮らし方に注目。
白洲次郎の愛用品や洋服、 お手製の道具、カントリー・ジェントルマンの志で戦後日本の復興に奔走した史料と、 正子が愛したきものや帯、骨董、アクセサリー、 正子の実家・樺山家ゆかりの品々などを紹介。
さらには、 随筆家として日本各地を旅し、 鋭い感性で捉えた正子の著作や自筆原稿など、 旧白洲邸武相荘の所蔵品を中心に約200点を紹介し日本文化や四季 折々の暮らしでみつかる美しさ、 心のあり方をみつけていきます。
入口には次郎の愛車ベントレーが飾られていました。
この時代に、車を乗っていたのは極一部の特権階級のみ。
その他、様々な史料やきもの、骨董品などが展示されていました。
所要時間はざっと観るだけなら30分〜40分、じっくり観て1時間少々でしょうか。
平日の夕方に訪れましたので、館内は空いていました。
決して派手ではありませんが、日本のよきものが並んでいますので、そういったものがお好きな方はどうぞ。
展覧会名
白洲次郎生誕120周年記念特別展 白洲次郎・白洲正子ー武相荘折々のくらし
会期
2023年3月4日(土)→4月2日(日)
会期中無休
開館時間
10時~18時 ※入館は閉館30分前まで
会場
松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号
TEL 052-251-1111(大代表)
会場アクセス
地下鉄名城線矢場町駅 地下通路直結(5・6番出口)
地下鉄栄駅16番出口より南へ徒歩5分
主催
松坂屋美術館、朝日新聞社
特別協力
旧白洲邸 武相荘 協力 ワクイミュージアム
入館料(税込)
一般1,200円(1,000円)/高・大生900円(700円)中学生以下無料
※( )内は前売・優待料金
ほな!おおきに!