先日、愛知の文具王フミヒロさんのブログで紹介されていた「ブックストッパー」。
我が師匠であり、尊敬するフミヒロさんのブログ
文房具ビズ@本と文房具とスグレモノ
作業効率2倍!あると便利な「ブックストッパー」を紹介します!
以前からこういうのがないかと思ってはおりましたが、実際に売っているのを初めて知りました。Amazonのレビューを見たところ、概ね高評価ではありますが一定数の低評価があり、「便利だけどすぐ折れる」というのが大半でした。
どうやらクリップの部分がプラスチック製のため、使っているとすぐ折れるらしい。フミヒロさん自身もなんどか折れているとのこと。ブックストッパーの価格はそう高くはないものの、買ってすぐ折れると心が折れそう(笑)。これぐらいなら自作すればもっと質が良くて安く作れそうなので早速近所のホームセンターへ足を運びました。
訪れたのは「DCMカーマ21」というホームセンター。まずは大型の山型クリップを探し、一番大きなクリップを購入。文庫本サイズならほぼ上から下までのサイズ。開き口の角度も大きいのでかなりの厚さまで挟むことができます。
ほぼこれと同じ商品。Amazonでも購入できます。
続いて重りになるものを探しました。店員の方に「重りになるようなものはないですか?」と聞いたのですが「釣りに使う重りは置いていない」とのこと。ならばとナット類の売場を聞きそこで物色しました。今回買ったのはかなり大きめで長い六角ナット。4種類ほどサイズがあり上から二番目の重さにしました。本家のブックストッパーは141gと表記がありましたが自宅に帰って測ったらナットだけで191g。クリップと合わせると200gをちょっと超えるぐらい。この重さなら分厚い本でも確実に安定して留めることができます。ただし持ち歩きには向きません。
ちなみに値段はクリップが税込204円、ナットが税込275円、それぞれ二つずつ買いましたので合計税込958円でした。本家ブックストッパーはひとつで税込864円なのでおおよそ一つ分の価格で二つ作ることができます。
クリップとナットの位置を仮合わせした後、瞬間接着剤で接着しまた。特にヤスリがけなどはしませんでしたが、しっかりくっついております。もし剥がれてくるようであればヤスリがけして面取りすれば確実に接着できます。もしくは金属用接着剤があれば、そちらがオススメ。
クリップそのままでは金属っぽくて無機質なのでジブリのマスキングテープを貼りました。内側にも貼ってあり本の保護も兼ねていますので紙を傷つけることもありません。一石二鳥で我ながら、いいアイデア。
実際に使ってみたところ、いい!めっちゃいい!ぜひ書評を書いている方に教えてあげたい。今まで書評を書く時、ページを押さえながら文字を打つのに四苦八苦していたので、その苦労が嘘のよう。もっと早く知っていれば…。
今回、久々にDIYしましたが、モノ選びから製作までとても楽しめました。これもブックストッパーを紹介してくれたフミヒロさんのおかげ。ますますフミヒロさんのブログは見逃せません。ぜひ、手を離した状態で本が開いていたらいいのに…と一度でも思ったことがある方は挑戦してみてください。もし依頼があれば作ってもいいのですが、そんなに難しい作業でもないのでぜひDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ほな!