毎週月曜日の早朝7時から開催されている朝活ネットワーク名古屋。毎回、20〜35名ぐらいの方が集まり、様々なジャンルの秀でた方の話を聴くスタイル。数ある朝活の中でも名古屋ではおそらく最大級の規模と回数を誇ります。
今回は、筆者が紹介した平野智也さんが登壇されました。1年ほど前に、友人の紹介でお会いして、生命保険含めて見直しをしていただきました。それまで、いかに不要な保険料を払っていたのかがわかり愕然としましたが、早く気づくことができ感謝、感謝。
その時に、損害保険(自動車保険)の見直しもしていただき、意外と知られていない落とし穴があり、その点も変更しました。おかげさまで、自動車事故はなく保険を使う機会はありませんが万が一のときは全然違ってきます。
それ以来、ランチしたり、スキーに行ったり保険以外でもお世話になっています。最近、キャンピングカーのレンタル事業も始められて、ひとつずつ夢を叶えておられます。
今回の講演では、損害保険の見直しを中心に話をされました。
感心したのは、講演が始まる前に席をまわって挨拶されていたこと。朝活ネットワーク名古屋には何度も参加していますが、事前に挨拶されたのは初めてみました。筆者も今年のはじめに登壇しましたが、全くそういう気遣いはできておらず…。若いのに素晴らしい行動で本当に感心しました。
まず、冒頭に「 ハチドリのひとしずく」の話をされました。初耳だったのですが、とてもいい話なので、紹介します。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました「私は、私にできることをしているだけ」
平野さんのライフスタイルポリシーとして
・今、この瞬間を大切に生きること、楽しむこと
・先延ばしにしないこと、どうしたらできるか考える
・趣味は子育てが終わってからではなく、子供と一緒に楽しむ
という3つのバランスをとりながら、未来を犠牲にせず生きていくことをあげておられました。筆者と全く一緒で、平野さんと気が合う理由がわかりました。
では、いよいよ損害保険の落とし穴についてのお話。損害保険は実損填補であり、原状回復、時価払が基本。複数加入していても1つからしか支払われないので、同じような保険に入っている場合は全くの無駄になります。
自動車保険の加入率は全国平均は75%、愛知県でも80%しかありません。10台走っていたらそのうち2台は保険に未加入ということになります。おそらく、もっと多くの方が加入されていると思っているのではないでしょうか。実際、会場で加入率「95%」「85%」「80%」の3択でクイズをしたところ、ほとんどの方が95%と回答されていました。筆者は天の邪鬼なので80%と答えたら当たっており、加入率の低さにびっくりしました。
自動車保険の場合、対物、対人保険はほとんどの方が無制限になっていると思います。過去の判例では対物での最高額は2億6千万円(精密機器)、対人の最高額は5億円(医師)と高額であり、事故に巻き込まれて高額請求があった場合、保険が入っていないと完全に破滅します。
そして、ここからが今回のポイントとなる同乗者の補償について。自動車保険の中には人身傷害保険がありますが、この項目については大抵3,000万円の補償で契約がなされています。しかしながら、過去の判例では5千万円を超えることが少なくありません。もし同乗者に何かあった場合は保険でまかないきれないので、人身傷害保険も無制限に切り替えておくことが大切なポイント。人身傷害を無制限にした場合の保険料の差額は月額250〜300円程度。一方、搭乗者傷害は要らないため、これを変更すれば相殺され、ほとんど掛け金は変わりません。
ぜひ、この機会に保険証券を確認いただき、人身傷害保険の欄が無制限になっているか確認をしてみて、金額が限定されている場合は、即座に変更してください。
保険は保険のプロに相談することが重要かつ信頼できる方にお願いするのが一番。もし、生命保険、損害保険、火災保険含めて気になることがあったら、平野さんに相談してみてください!「ノマサラを見ました」と仰っていただければ、より一層親切丁寧に対応してくれると思います(*^^*)
ほな!おおきに!